図 eth1というLANインタフェースで「aa:aa:aa:aa:aa:aa」というMACアドレスを設定した画面
図 eth1というLANインタフェースで「aa:aa:aa:aa:aa:aa」というMACアドレスを設定した画面
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ifconfig LANインタフェース名 hw ether MACアドレス

 ネットワーク環境によっては,MACアドレスを見てネットワークの接続を制限していることがあります。本来は,つなげたいパソコンのLANインタフェースに登録されているMACアドレスでの接続を許可してもらうべきですが,ifconfigコマンドを使えば一時的に使用するMACアドレスを変更して,ネットワークに接続することも可能です。

 例えば,eth1というLANインタフェースで「aa:aa:aa:aa:aa:aa」というMACアドレスを利用する場合は以下のようなコマンドを実行します(図)。

ifconfig eth1 hw ether aa:aa:aa:aa:aa:aa

 ただし,このMACアドレスの設定は既に起動しているインタフェースに対しては実行できません。