図 Windows Server 2003 SP1でドメイン・コントローラに関する基本的な診断を実行してファイルに保存した結果を確認しているところ
図 Windows Server 2003 SP1でドメイン・コントローラに関する基本的な診断を実行してファイルに保存した結果を確認しているところ
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dcdiag /v /f:logfile.txt

 Active Directoryのドメイン・コントローラのトラブルシューティングやシステムに問題が発生していないかを総合的に確認する場合には,dcdiagコマンドを使うのが便利です。まずは/vオプションを付けて結果を詳細に出力するようにした上でファイルに保存すれば,あとから確認できて便利です(図)

 また,同じサイト内,またはフォレスト内のドメイン・コントローラに対して一括で診断を行ないたい場合は,/aオプションまたは/eオプションを使います。なお,Topology,Cutoffservers,OutboundSecureChannels,VerifyReplicas,VerifyEnterpriseReferences,CheckSecurityError,DNSのテストは,/testオプションで個別に指定しなければ実施されませんので,注意してください。