図1●民間企業全体と中堅・中小企業のIT投資額動向 [画像のクリックで拡大表示] |
図2●中堅・中小企業向け情報・通信関連市場の内訳 [画像のクリックで拡大表示] |
2010年度の全体のIT投資額は、2005年度に対して25%増の12兆7700億円に達する見込み。うち中堅・中小企業は同80%増の7兆4700億円になる見込みで、全体の58.5%を占めるようになると、富士キメラ総研ではみている。
中堅・中小企業向け情報・通信関連市場を分野別に見ると、アプリケーションよりプラットフォームの方が市場が大きい。2005年度は情報機器が7965億円と最も大きく、2010年度は9854億円になるもようだ。
一方で、市場の伸び率が最も大きいのは、ネットワークサービスである。2005年度の1045億円から2010年度は3343億円と、3.2倍の規模に成長するものとみられる。