本連載で扱う「Atlas Framework」は2006年末に,マイクロソフトが無償提供を開始するAjax対応フレームワークです。ASP.NET 2.0+Atlas Frameworkの組み合わせでどのようなことができるのか,どのような点が便利になるのかに力点を置いて紹介を進めていきたいと思います。

山田 祥寛
毎週水曜日更新中


第9回(最終回) CascadingDropDownコントロールで階層式メニューを作成しよう

 今回は比較的中規模で利用頻度も高いと思われるCascadingDropDownコントロールを利用してみることにしましょう。 

第8回 便利なAjax対応コントロール集 ASP.NET AJAX Control Toolkit

 ASP.NET AJAXは標準でUpdatePanelやTimerのような汎用的なコントロールを提供していますが,ASP.NET AJAX Control Toolkitを利用すると個別の要件に比較的容易に対応できるようになります。 

第7回 ASP.NET AJAXのサーバーコントロールを使い倒せ!(Timer/UpdateProgress編)

 前回は,ASP.NET AJAXが提供する拡張サーバーコントロールの一つであるUpdatePanelコントロールの基本的な使い方について紹介しました。今回は引き続きUpdatePanelコントロールの応用的な使い方とTimer/UpdateProgressコントロールについて解説を進めます。 

第6回 ASP.NET AJAXのサーバー・コントロールを使い倒せ!(UpdatePanel編)

 サーバー・コントロールを利用することで,例えばページの一部分だけをリフレッシュしたい,一定時間おきに指定された処理を実行したい,などの決まりきった機能を,クライアントサイド・スクリプト(JavaScript)をほとんど意識することなく実装できます。 

第5回 ASP.NET AJAXでYahoo! ウェブ検索Webサービスを利用してみよう

 ASP.NET AJAXでやり取りできるのは,文字列や数値のような単一値ばかりではありません。例えば,オブジェクトや配列(リスト)のような複合的な情報(構造データ)を扱うことも可能です。 

第4回 ASP.NET AJAXで基本的なアプリケーションを作成しよう(後編)

 前回は書籍検索アプリケーションのサーバーサイド機能を実装する方法について紹介しました。今回は引き続き,サーバーサイドで用意された機能(メソッド)をクライアントサイドから呼び出し,ブラウザ上に結果を表示してみることにしましょう。 

・第3回 ASP.NET AJAXで基本的なアプリケーションを作成しよう(前編)

 今回と次回は,インストールの成否を確認するという意味も兼ねて,初歩的なAjaxアプリケーションを作成してみます。

・第2回 ASP.NET AJAXによるアプリ開発の準備(インストールと環境設定)

 今回からはASP.NET AJAX(開発コード名は「Atlas」)のVer1.0 β1環境を使って,サンプル・アプリケーションの実装を体感してみることにしましょう。

・第1回 What is Atlas Framework?

 Ajaxも単なる「流行もの」から現実的な使い方が模索される時期へと移ろいつつあるように思えます。マイクロソフトのAjaxフレームワーク「Atlas Framework」もその一つです。