電話の仕組み(1)
発信音が聞こえてくるまで
この連載では、数回に分けて「電話の仕組み」について解説していきます。IP電話の時代になっても基本となる電話の仕組みをおさえておくことは必要だからです。電話をかける順を追って、どのような仕組みになっているのか見ていきます。第1回は受話器を持ち上げて、発信音が聞こえてくるまでです。 [ 解説/コラム, 2003年11月20日 ]


電話の仕組み(2)
ダイヤルとダイヤルの受信
「ピ・ポ・パ!」---おなじみプッシュホンのキャッチ・フレーズです。初めて日本にプッシュホンが登場したのは1966年、今から37年も前のことです。プッシュホンは単にダイヤル操作が早く簡単にできるようになっただけではなく、プッシュホンの音による「電話を使ったチケット予約」などの新たな電話の世界を広げる大きなステップとなりました。つまり電話というものが「人~人」のコミュニケーションから、「人~機械」の通信も可能とするシステムとなったからです。今回は、この「ダイヤル」と「ダイヤルの受信」についてお話します。 [ 解説/コラム, 2003年12月03日 ]


電話の仕組み(3)
番号をカギに電話の接続先を決める「ルーティング」
多くのユーザーとさまざまなサービスを識別し、接続相手を決める処理が「ルーティング」です。交換機が電話番号を手がかりに実行する機能です。IP電話や会社のPBXでも同様にルーティングの設定がされています。 [ 解説/コラム, 2003年12月17日 ]


電話の仕組み(4)
電話がつながって通話が始まるまで
「もしもし」と通話が始まる前に、電話網では多くの信号がやり取りされています。今回はこの、電話がつながってから通話が始まるまでの「接続機能」の流れを見ていきましょう。 [ 解説/コラム, 2004年01月09日 ]


電話の仕組み(5)
相手の番号を表示する「ナンバーディスプレイ」
電話がかかってきたとき、電話機のディスプレイに発信者の番号が表示される「ナンバーディスプレイ」。これを実現するために、交換機と電話機は、様々な信号を使って複雑なやり取りを交わしています。 [ 解説/コラム, 2004年01月28日 ]


電話の仕組み(6)
電話を切る切断処理
今回でいよいよ最終回。通話が終わった後の電話を切る処理を説明します。電話局の交換機が受話器を監視して実現しています。動作の流れは、発信者と着信者のどちらが先に受話器を置いたかで少し異なります。 [ 解説/コラム, 2004年02月12日 ]