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第4回 複雑なネットワークも柔軟に構成
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| 図1●物理ネットワーク・アダプタに依存しない仮想ネットワーク・アダプタの数 |
ここで,察しのよい方は「仮想ネットワーク・アダプタのMACアドレスはどのようになるのか。MACアドレスは最初の3バイトがメーカー固有のはずだが」と思われるかもしれない。仮想ネットワーク・アダプタのMACアドレスは,以下の形で自動生成される。
(1)マイクロソフトは「00-03-FF」というベンダー・コードを取得しており,仮想ネットワーク・アダプタのMACアドレスの最初の3バイトに,このアドレスを割り当てる。
(2)次の1バイトをVirtual Server 2005 R2が,仮想マシンごとに異なる値を生成する。
(3)最後の2バイトには,ホストが備える物理ネットワーク・アダプタのMACアドレスを複製する。これによって,異なるVirtual Server上の仮想マシン間でのアドレス競合が避けられる。
以上を踏まえると,仮想マシンのMACアドレスが競合するケースがあることが分かる。それは次の場合だ。
(1)仮想マシン構成ファイル(.vmc)をコピーした場合。
(2)物理ネットワーク・アダプタのMACアドレスの最後の2バイトが同一で,自動生成された4バイト目も同一となった場合。
万が一競合しても,Virtual Serverの管理画面で,手動で書き換えればよい。それには,ネットワーク・アダプタのプロパティで設定する(図2)。「動的」を選ぶと,上記のような仕組みでMACアドレスが割り当てられる。「静的」を選ぶと,MACアドレスを手動で変更可能である。
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| 図2●仮想ネットワーク・アダプタのMACアドレス [画像のクリックで拡大表示] |
一方,IPアドレスについてはどうだろうか。IPアドレスは各ゲストOSが管理している。例えばVirtual Server Migration Toolkitを用いて既存の物理環境から仮想環境に移行した場合は,これまでのIPアドレスが仮想環境に引き継がれる。