現在標準といわれている表示解像度は、XGA(1024×768ドット)だ。現在の標準的なPCがこの解像度を使っており、比較的古いタイプのPCでもこの程度のサイズをカバーしている。

 古いラップトップパソコンを使っているユーザーであれば表示解像度はSVGAの可能性があるが、PCの最小表示サイズVGAモード同様、新型のOSが対応するPCではあまり日常的に使われてはいないと考えてよい。また現在ではSXGA(1280×1024ドット)の解像度も優勢で、WindowsXPやMacOS X世代のOS対応機はこの環境に対応するものがほとんどだ。

 サイトのレイアウトに使える標準的なスペースは、ターゲットモニターの表示解像度からこれらを差し引いた大きさ、ということになる。実際のレイアウトサイズの目安には基準があり、最も低い環境に配慮した SVGAサイズなら760×420ピクセルが、標準的なサイズのXGAなら955×600ピクセルが妥当な大きさである。