SLAは、サービスレベルアグリーメントの略で、一般にサービス品質保証制度と訳されます。サービス提供事業者がネットワークサービスなどに付帯させ、主に稼働率を保証します。稼働率とは、一定期間中にサービスを利用できなかった時間を差し引いた、利用可能な時間の割合です。


     パソコンやスマートフォン用にはウイルス対策ソフトがありますが、ルーターなどのネットワーク機器にはウイルス対策ソフトが存在しません。ルーターはウイルスに感染しないのでしょうか?


     ネットワーク技術者は日頃の会話の中で、「ネットワークの品質が良い」と言ったりします。では、「品質が良いネットワーク」とはどういったものなのでしょう?


     FTTH(Fiber To The Home)では、家に置かれたONU(Optical Network Unit)と呼ばれる光回線終端装置まで光ファイバーが引き込まれています。このONUまで光信号が届いています。


     セキュリティ機器の「次世代ファイアウオール」と「UTM」は、どちらもファイアウオールを基にした似通った製品を指すカテゴリー名です。メーカー各社は独自に判断して名称を使い分けているようですが、調査会社はこれらの名称を明確に定義付けています。


     NTTドコモは、2020年開催の東京オリンピックでのサービスを目指して現在、第5世代の移動通信システム(5G/ファイブジー)の検討を進めています。5Gは、3.9GのLTE、4GのLTE-Advancedに続く次世代システムです。


     VoLTE(ボルテ)は、LTE回線を利用した音声通話の技術です。NTTドコモでは、2014年6月からVoLTEによる通話サービスを開始しました。


     SNSや通販サイトなど、様々なWebサイトで使うパスワードは、ついつい同じものを使いがちです。パスワードの使い回しがいけないのは、万が一IDとパスワードの組み合わせが外部に知られてしまった場合に、影響が他のWebサイトに波及していくからです。


     国内銀行の業界団体である全国銀行協会は、オンラインバンキングにおいて個人の預金者が受けたフィッシング詐欺などの被害を原則として補償すると、申し合わせで決めています。


     TTL(Time To Live/タイム トゥ リブ)は、IPでパケットがネットワークを流れていられる期間を決めた値です。TTLはパケットがルーターを経由するごとに「1」ずつ減り、「0」になるとパケットが消えます。IPでは、TTLがあることで、宛先不明のパケットが長時間ネットワークをさまよわないようになっています。


     ドメイン名は、インターネット上だけではなく、一般企業のLAN内でも使われています。例えば、社内サーバーの管理やルーターの設定画面のURLといった用途です。これまで、LAN内のドメイン名は重複しない限り勝手に名付けられました。ところが、今後は勝手にドメイン名を付けると大きなトラブルの原因になりそうです。


     「ウエルノウンポート」は、あらかじめどんなアプリケーションプロトコルで使うかが決まっているTCPやUDPのポート番号です。TCPもUDPも、1023番までをウエルノウンポートとして規定しています。Webアクセスで使うHTTPはTCPの80番、メールのやり取りで使うSMTPはTCPの25番――などがそれです。ではウエルノウンポートを守らずに通信すると、何か不都合があるのでしょうか?


     国別ドメイン名は、正式にはccTLD(country-code Top-Level Domain)と呼ばれます。ドメイン名の一番右の「.」(ドット)以降の文字列である「トップレベルドメイン」(TLD)の一種です。日本の「.jp」や米国の「.us」など、「国」に対応付けられます。


     ドングルとはもともと、特定のソフトウエアを利用するときにUSBポートに挿す小型の機器をいいます。我々は、「ソフトウエアプロテクター」と呼んでいます。