netsh routing ip add persistentroute dest=あて先IPアドレス mask=あて先サブネット・マスク name="ローカル エリア接続" nhop=ゲートウエイ
netsh routing ip delete persistentroute dest=あて先IPアドレス mask=あて先サブネット・マスク name="ローカル エリア接続" nhop=ゲートウエイ
netsh routing ipコマンドを使えば，IPアドレスに関するルーティング情報に静的ルートを追加したり削除したりできます。具体的には，追加する場合は「add persistentroute」というオプションで，削除する場合は「delete persistentroute」オプションで設定する。設定している内容については，netsh routing ipコマンドの「show persistentroute」や，「route print」コマンドおよび「netstat -r」コマンドで確認することができます。
例えば，「192.168.1.0/255.255.255.0」のネットワークに対するネットワークの静的ルートを，"ローカル エリア接続"というインタフェースに192.168.0.1というゲートウエイで追加する場合は以下のように入力します（図）。
netsh routing ip add persistentroute dest=192.168.1.0 mask=255.255.255.0 name="ローカル エリア接続" nhop=192.168.0.1
逆に，設定した静的ルートを削除する場合は以下のように入力します。
netsh routing ip delete persistentroute dest=192.168.1.0 mask=255.255.255.0 name="ローカル エリア接続" nhop=192.168.0.1
なお，設定した固定ルートの内容は，show persistentrouteのほかにroute printおよびnetstat -rで確認することができる。
