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Windowsコラム

次世代コマンド環境「PowerShell」を使ってみよう

パワフルでフレキシブルな,全く新しいスクリプト環境

Michael Otey 2006/09/14 ITpro

 「Windows PowerShell」(開発コード名:Monad)は,Microsoftが「VBScript」以降にリリースしたWindows Server用管理ツールの中でも,最も重要な技術である。全く新しいWindows用コマンド/スクリプト環境であるPowerShellは,新しいコマンド・シェルと新しいスクリプト言語で構成されている。テキスト・エディタで書いたPowerShellスクリプトは,PowerShellコマンド・シェルで実行できる。PowerShellを使ってみるための手順を,10段階で紹介しよう。

その1:PowerShellのWebサイトにアクセスする

 PowerShellは現在,製品候補版(Release Candidate)が公開されている段階だ。PowerShellに関する説明を閲覧したり,PowerShellの製品候補版をダウンロードしたりするなら,MicrosoftのWebサイトにアクセスすればよい。

その2:PowerShellをダウンロードしてインストールする

 PowerShellは,次期サーバーOS「Longhorn Server」のほか,2006年後半~2007年に出荷されるメッセージング・サーバー「Exchange Server 2007」やシステム管理サーバー「Microsoft System Center Operations Manager 2007」に搭載される予定だが,「Windows Vista」を含む他の製品には付属しない。PowerShellは,Microsoftのダウンロード・センターで入手できる。なお,PowerShellを使う前に,.NET Framework 2.0をインストールしておく必要がある。

その3:PowerShellのドキュメントを入手する

 Microsoftは,PowerShellに関する重要なドキュメントを「Windows PowerShell RC1 Documentation Pack」という名称で公開している(英語)。このファイルをダウンロードするには,Windows Live IDでの登録が必要だ。Zipファイルには3つのWordファイルが収納されていて,それぞれ「スタート・ガイド」「ユーザー・ガイド」「スクリプトのスタート・ガイド」となっている。

その4:PowerShellコマンド・シェルを実行する

 PowerShell本体とドキュメントをインストールしたら,コマンド・シェルを実行する準備が整ったことになる。コマンド・シェルは,PowerShellのスクリプトやコマンドを実行するためのツールである(図1)。[スタート]-[全てのプログラム]-[Windows PowerShell]をクリックすると,PowerShellが起動する。


図1:PowerShellの初回起動画面
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その5:PowerShellのヘルプを入手する

 PowerShellは,新しいコマンドが存在する新しいコマンド環境である。PowerShellコマンド(cmdletと呼ばれている)がどういうものか学ぶのであれば,ビルトインのヘルプ・コマンドを使うのがいいだろう。ヘルプ・システムを呼び出すcmdletは「get-help」である(図2)。


図2:「get-help」コマンドを使ったところ
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その6:なじみのあるPowerShellコマンド(cmdlet)・エイリアスを実行する

 PowerShellのコマンド・シェルには,新たに覚えなければならないコマンドがいくつもある一方で,「cd」「copy」「dir」「echo」「kill」「mount」「ps」「ren」「type」など,なじみのあるコマンド・エイリアスも存在している。

その7:PowerShellコマンド(cmdlet)を調べる

 PowerShellには,単純な「オブジェクトの移動」から「アクセス権の管理」に至るまでの,ありとあらゆるシステム・アクションを実行するコマンド(cmdlet)が搭載されている。すべてのコマンドが,PowerShellのコマンド・ラインやスクリプトで実行できる。使用できるコマンドの一覧を表示するコマンドは「get-command」である(図3)。


図3:「get-command」コマンドを使ったところ
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その8:PowerShellコマンド(cmdlet)のパラメータを調べる

 ほとんどのPowerShellコマンド(cmdlet)において,コマンドの機能を調整するパラメータが利用できる。コマンドに続けてパラメータの前にダッシュ(-)を付けて入力すれば,パラメータが使用できる。

 コマンドのパラメータ一覧は,「-?」パラメータで表示できる。例えば「get-psdrive」というコマンドで使用できるパラメータを一覧表示するのであれば,「get-psdrive -?」と入力すればよい(図4)。


図4:「get-psdrive」コマンドで利用できるパラメータ一覧を表示した
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その9:PowerShellのNews Groupで情報を得る

 PowerShellを使い始めると,いろいろな疑問にぶつかるだろう。Microsoftや他のITプロフェッショナルから回答を貰いたいなら,MicrosoftのTechNetにある「PowerShell News Group」で質問を投稿するのがいいだろう。

その10:PowerShellスクリプトのサンプルを入手する

 既にあるスクリプトを実行したり変更したりするのが,PowerShellの開発プロセスで最も簡単なやり方だろう。Microsoftの「Script Center Script Repository」で,様々なPowerShellスクリプトが入手できる。従来のスクリプト環境でも容易に管理できたアプリケーションやハードウエアを管理できるスクリプトだけでなく,Active Directoryやネットワーク,ファイル・システム,レジストリなどを管理する,PowerShellならではのスクリプトも公開されている。


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