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管理者必見! ネットワーク・コマンド集
w32tmコマンド(Windows XP/2003)
2006/09/07
| 概要 |
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Windowsの時刻関連の設定をするコマンド。Windows XPとWindows Server 2003にはNTP(Network Time Protocol)を使って自動的に時刻同期するWindows Timeサービスが実装されている(Active DirectoryでKerberosが利用するため)。このWindows Timeサービスの設定変更や,ほかのコンピュータとの時刻の比較,手動での時刻同期ができる。
なお,Windows 2000に実装されているWindows Timeサービスは,NTPではなくSNTP(Simple Network Time Protocol)を使って時刻同期するため,同じw32tmコマンドでもまったく別のオプションを用意している。 |
| 構文 |
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w32tm [/?] [/register|/unregister]
または
w32tm /monitor [/domain:ドメイン名|/computers:コンピュータ名,コンピュータ名...|/threads:台数]
または
w32tm /ntte NTタイム・エポック
または
w32tm /ntpte NTPタイム・エポック
または
w32tm /resync [/computer:コンピュータ名] [/nowait] [/rediscover] [/soft]
または
w32tm /stripchart /computer:コンピュータ名 [/period:秒] [/dataonly] [/samples:回数]
または
w32tm /config [/computer:コンピュータ名] [/update] [/manualpeerlist:コンピュータ名] [/syncfromflags:{manual|domhier}] [/localclockdispersion:秒] [/reliable:{yes|no}] [/largephaseoffset:ミリ秒]
または
w32tm /tz
または
w32tm /dumpreg [/subkey:レジストリ・キー名] [/computer:コンピュータ名]
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※/reliableおよび/largephaseoffsetオプションはWindows Server 2003のみ有効
| 利用環境 |
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Windows 95 ×
Windows 98 ×
Windows Me ×
Windows NT 4.0 ×
Windows 2000 □
Windows XP ○
Windows Server 2003 ○
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「□」は同じコマンド名でオプションなどが異なっているOS
| w32tmのオプション | |
| (なし)または/? | ヘルプを表示する。 |
| /register|/unregistert | Windows Timeサービス自体をインストール/アンインストールする。 |
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| w32tm /monitorのオプション | |
| /monitorの概要 | ドメイン・コントローラ間やほかのNTPサーバーとの時刻の差を表示し,同期距離(ICMPで測定)とオフセット時刻が表示する。 |
| (なし) | ドメイン環境で自身が属するドメイン・コントローラ一覧とドメイン・コントローラ間での時間差を表示する。ただし,ワークグループ環境では表示できない。 |
| /domain:ドメイン名 | ドメイン・コントローラ一覧をドメイン・コントローラ間での時刻差と一緒に表示する。表示されるのは自分自身との時刻差ではない点に注意。 |
| /computers:コンピュータ名 | 指定したコンピュータと自分自身の間の時刻差(相手コンピュータがNTPサーバーであることが必要)を表示する。複数のコンピュータ間との時刻差も測定でき,この場合はカンマで区切って複数のコンピュータ名を指定する。 |
| /threads:台数 | 同時に解析するコンピュータの台数を指定する。何も指定しなかった場合のデフォルト設定は3台で,1〜50までの間で指定できる。 |
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| w32tm /ntteのオプション | |
| /ntte NTタイム・エポック | 時刻の測定に利用するWindows NTシステム時刻(1601年1月1日0時を起点とする10の-7乗形式)を普通の表示形式に変換する。 |
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| w32tm /ntpteのオプション | |
| /ntpte タイム・エポック | 時刻の測定に利用するNTP時刻(1900年1月1日0時を起点とする2の-32乗形式)を普通の表示形式に変換する。 |
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| w32tm /resyncのオプション | |
| /resyncの概要 | 時刻をNTPプロトコルを使って手動で同期する。 |
| /resync | 時刻を手動で同期する。その時点でコンピュータが持っているNTPエラー統計(同期可能なコンピュータの中でどれが一番時刻が正確かといった統計情報)はリセットして,同期する。 |
| /computer:コンピュータ名 | リモート・コンピュータに接続して,そのコンピュータ上からw32tm /resyncコマンドを実行する。相手のコンピュータとの間でWindows認証がされている必要がある。 |
| /nowait | 時刻同期が完了する前に,コマンド・レベルに戻る。通常では,時刻同期が完了する(または失敗する)までコマンドを継続して実行する。 |
| /rediscover | NTPレベルでのネットワーク情報も含めすべてをリセットし,NTPエラー統計を取り直す。時刻同期を完全にリセットした状態で実行したい場合に指定する。 |
| /soft | NTPエラー統計をリセットせず,そのままの状態で同期を実行する。通常は利用しない。 |
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| w32tm /stripchartのオプション | |
| /stripchartの概要 | 特定のコンピュータ間との時刻差を,テキスト・レベルのチャート図で示す。 |
| /computer:コンピュータ名 | 時刻差を確認するコンピュータ名を指定する。必ず指定する必要がある項目となる。 |
| /period:秒 | 時刻差を測定する間隔を指定する。特に指定をしない場合の間隔は2秒となる。 |
| /dataonly | チャート図を作成せず,測定数値のみを出力する。 |
| /samples:回数 | 測定して出力する回数を指定する。特に指定がない場合は,Ctlr+Cキーを押すまで,測定を継続する。 |
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| w32tm /configのオプション | |
| /configの概要 | Windows Timeサービスを設定する。 |
| /computer:コンピュータ名 | リモート・コンピュータ上のWindows Timeサービスを設定する。相手のコンピュータとの間でWindows認証がされている必要がある。 |
| /update | 設定した項目をすぐに反映させる。このオプションを使わないと,Windows Timeサービスを再起動するまでは設定した内容を反映しない。 |
| /manualpeerlist:コンピュータ名 | ワークグループ環境でNTP同期を実行する際の,相手先コンピュータを指定する。複数のコンピュータから同期したい場合は,半角スペースで名前を区切って指定し,全体をダブルクォーテーション(")でくくる。 |
| /syncfromflags:{manual|domhier} | 同期の形式を指定する。manualはワークグループ環境で外部NTPサーバから同期するモードとなり,domhierはドメイン環境でドメイン・コントローラから同期するモードとなる。 |
| /LocalClockDispersion:秒 | 自分が時刻同期しなかった場合に,自身がNTPレベルでどの程度正確なNTPサーバーとなるかを設定する。通常は設定する必要はないが,自分自身を権威あるNTPサーバー(環境の中で基準となる時刻サーバー)にする場合には0秒と設定する。 |
| /releable:{yes|no} | 自分自身がドメイン環境上で,権威ある時刻サーバーかどうかを設定する。ドメイン・コントローラでのみ設定可能。Windows Server 2003のみで利用できる。 |
| /largephaseoffset:ミリ秒 | Windows Timeサービスがスパイクとみなす自身と同期先との時刻差を設定する。通常は変更の必要はない。Windows Server 2003のみで利用可能。 |
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| w32tm /tzのオプション | |
| (なし) | Windowsのタイム・ゾーンを表示する。 |
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| w32tm /dumpregのオプション | |
| /dumpregの概要 | Windows Timeサービスのレジストリ情報を表示する。 |
| (なし) | HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services \W32Timeのレジストリ・キーにあるレジストリ値を表示する。 |
| /subkey:キー名 | HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services \W32Timeのレジストリ・キーのサブキーにあるレジストリ値を表示する。 |
| /computer:コンピュータ名 | リモート・コンピュータ上のWindows Timeサービスのレジストリ情報を表示する。相手のコンピュータとの間でWindows認証がされている必要がある。 |
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2012年05月21日
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