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図1●国内IAサーバー 総出荷台数推移
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図2●2005年度 IAサーバーメーカー別シェア
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図3●サーバータイプ別シェア
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出荷台数を半期ごとに見ると、2005年度上半期(4~9月)は2004年度上半期と比べて17.3%増、下半期(10~3月)は同17.0%増だった。全体的に良好な景況感を背景とする投資意欲の上昇を受け、製造業および流通業の中堅から大手企業を中心とする情報系サーバーの増設利用が目立った。また、大都市圏を中心とするインターネット関連企業も需要を牽引しているという。2006年度も引き続きプラス成長となる見込みで、2005年度と比べて10.2%増の57万3000台に達するものと、ノークリサーチでは予測している。
メーカー別シェアでは、台数・金額ともNECが首位だった。台数では2位のデル、3位のHPがシェアを伸ばしており、3強時代に入ったものとみられる。
サーバーの形状別では、タワー型とラック型がいずれも2004年度と比べてシェアをやや落とした半面、ブレード型が1.5ポイント増で5.7%を占めた。ブレード型は1件当たりの台数が多く2006年度には案件の増加も予想されることから、10%程度にまでシェアを伸ばすものとみられる。