写真 0.4mm角の無線ICタグ用のICチップ[ミューチップ]

 日立製作所が開発した0.4mm角の無線ICタグ用のICチップ(写真)。ICチップにアンテナを取り付けてセロハンで封入したものをミューチップインレットと呼ぶ。通信に利用する電波の周波数は2.45GHz。メモリー容量は128ビット。

 ミューチップは、製造時に書き込んだID以外のデータは書き込めない読み取り専用となっている。2005年日本国際博覧会では、偽造防止用として入場チケットに組み込まれた。

関連キーワード●インレット、無線ICタグ




本記事は2005年12月26日発行のムック「無線ICタグ活用のすべて」(詳細はこちら!)の記事を基に再編集したものです。