■2006年6月、政府は2006年度における具体的な情報セキュリティ施策の実施プログラム案「セキュア・ジャパン2006」を公表した。ここには、政府機関の情報セキュリティについて「評価および結果の公表」を行う、とある。内閣官房情報セキュリティセンターの山口英・情報セキュリティ補佐官に、情報セキュリティにおける「評価および結果の公表」の意義を中心に話を伺った。
(聞き手:黒田 隆明=本誌編集長 写真:高田 喜三郎)

山口英氏

山口 英(やまぐち・すぐる)氏
内閣官房情報セキュリティセンター 情報セキュリティ補佐官

1964年生まれ。大阪大学基礎工学部卒。奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授。工学博士。2004年4月より内閣官房情報セキュリティ対策推進室(現・内閣官房情報セキュリティセンター)情報セキュリティ補佐官に就任。2006年4月より内閣官房情報通信技術(IT)担当室電子政府推進管理室の電子政府推進管理補佐官も兼務。




※ この記事は『日経BPガバメントテクノロジー』第12号(2006年7月1日発行)に掲載されたものです。