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第1回 安全なデスクトップ環境構築にも利用
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vmware-fullscreenはコマンドで,Windows版のVMware Workstationのみが備えている機能である。「vmware-fullscreen」コマンドは,VMware Workstationのランタイム・オプションである。本コマンドを使用して全画面モードで仮想マシンを起動した場合,ユーザーはVMware Workstation自身のメニューやツールバーといったユーザー・インターフェースを使用できない。
以下に,「vmware-fullscreen」コマンドを使用してゲストOSを全画面モードで起動後,ホストOSとゲストOSを,Pauseキーで切り替える手順を示す(Windows XPの場合)。
・環境設定
まず,「C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\VMware\VMware Workstation\config.ini」ファイルに,メモ帳などのテキスト・エディタを使って,以下の行を追加する。
| FullScreenSwitch.cycleKey = "0x13,0x0"
FullScreenSwitch.cycleHost = “TRUE” |
1行目は,ゲストOSとホストOSを切り替えるキー(サイクル・キー)にPauseキーを指定するための設定。2行目は,ホストOSをサイクルに入れるための設定である。複数のゲストOSを一度に起動した場合は,サイクル・キーによってゲストOS間も切り替わる。
・仮想マシンを全画面モードで起動
「vmware-fullscreen.exe」コマンドの引数に,起動したい仮想マシンを指定して,実行する(実際には1行に続けて入力する)。
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"C:\Program Files\VMware\VMware Workstation\vmware-fullscreen.exe" -poweron -name=WindowsXP -fullscreen
"D:\My Virtual Machines\Widnows_XP\winxppro.vmx" |
上のコマンドの最後に指定した引数が,起動する仮想マシンのファイル名である。フル・パスを指定する。
上記のような内容のバッチ・ファイルを作り,これをWindows XPのスタートアップ・フォルダに格納すれば,PC起動時(正確にはホストOSへのログオン後)に,自動的にゲストOSが起動される。PCに不慣れなユーザーでも,Pauseキーを押すだけでホストOSとゲストOSを切り替えられ,仮想マシンを意識することなくセキュアな環境でPCを使用できる。
ちなみにこの機能は,日本のユーザーの要望によって追加された機能だ。このように,VMware製品には日本のユーザーの声が多数反映されている。