概要  
通常はGUI画面で操作するWinipcfgコマンドで,「/バッチ」や「/batch」オプションを指定すると,CUIコマンドとして現在のTCP/IPネットワークの設定値をファイルに出力できる。

 構文  
(Windows 98以降)
Winipcfg [/batch [ファイル名]] [/all]

(Windows 95)
Winipcfg [/バッチ [ファイル名]] [/全]


 利用環境  
Windows 95 ○
Windows 98 ○
Windows Me ○
Windows NT 4.0 ×
Windows 2000 ×
Windows XP ×
Windows Server 2003 ×

 オプション 
/all
または
/全
現在のTCP/IPネットワークの設定情報をすべて出力(または表示)する。GUIを起動する場合は,あらかじめ「詳細」ボタンが押された状態で起動する。
/batch [ファイル名]
または
/バッチ [ファイル名]
「ファイル名」で指定したファイルにTCP/IP設定情報を出力する。「ファイル名」を指定しない場合は,コマンドを実行したカレント・ディレクトリ上にwinipcfg.outという名前のファイルとして出力する。
※Windows 95の「/バッチ」オプションは,実際に入力するときは半角カタカナで入力する必要がある。同様に「/全」オプションは,この通りに漢字で入力する必要がある。


 使用例1:Windows 95でTCP/IP設定情報をファイルに出力する(クリックで詳細表示)  
winipcfg /全 /バッチ(実際には半角カナで入力)