Googleを経営に生かす(17)
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Googleを使ってAmazonの書籍データベースを検索するメリットはほかにもある。目次の内容や紹介文,ユーザーレビューなどを含めて「全文検索」できることだ。例えば投稿されたユーザーレビューに絞って全文検索で本を探したい場合は,ユーザーレビューを開いたときに含まれる文字列「customer-reviews」を特殊構文の「inurl:」で指定して検索すればいい。例えばユーザーレビューで「ビジネスモデルの構築」という一文を含む商品を検索したい場合,「ビジネスモデルの構築 inurl:customer-reviews site:amazon.co.jp」というように検索すればOKだ。
ビジネスの参考資料に雑誌を購入することも多いが,「雑誌」をネットで購入する場合,Amazonではなく「Fujisan.co.jp」というサイトがオススメ。日本で発行されている2200以上の雑誌を見出しから検索して,購入・定期購読ができる。
ただ,Fujisanのキーワード検索機能もAmazonと同様に貧弱で,基本的にAND検索しかできない。例えばFujisanで消費者関連の情報を探して「消費者」で検索すると,飲食店経営や養豚,牛乳といった専門雑誌などもヒットしてしまうのだ。
これもGoogleの高度な検索機能で解決できる。Googleの「NOT検索」を使うことで,分野を絞り込んで検索ができるのだ。「消費者 -経営 site:fujisan.co.jp」と検索することで,経営系の雑誌を省いて見出しに「消費者」を含む雑誌だけをピックアップしてくれる。もちろんNOT検索だけでなく,次のようなOR検索も可能だ。「YouTube OR Google Video OR 動画共有 site:fujisan.co.jp」のように検索キーワードを「OR」で並べていけば,さまざまなキーワードで雑誌を検索できる。
もちろんここで紹介した検索テクニックは,書籍や雑誌を探す以外にも活用できる。例えば,欲しい商品を扱っているショッピングサイトの検索機能が充実していない場合は,同じようにGoogleの特殊構文を使ってそのサイトに絞り込んで検索を行うと,さまざまな条件で目的のものを探すことができる。仕事以外のさまざまシーンで活用できるので,覚えておいて損はないテクニックと言えるだろう。
| ■津田 大介 (つだ だいすけ) 【略歴】 1973年東京都生まれ。週刊誌,インターネット誌,ビジネス誌,音楽誌などを中心に幅広いジャンルで執筆。ここ数年はネットカルチャーやネットワーク時代の音楽の在り方について多くの原稿を寄稿。主な著書は,目的別にGoogleの活用法を解説した『ググる』,ネット通販サイト「Amazon」の活用法を解説した『アマゾる』(両書とも毎日コミュニケーションズ刊)など。 【関連URL】 音楽配信を中心としたデジタルコンテンツ流通,著作権問題などの関連ニュースを集めた情報サイト「音楽配信メモ」(http://xtc.bz/)も運営している。 |