技術の知識を身につけ,実践力を養ってくると,痛感するのは昔のことを知らないということ。多分,最近コンピュータ技術に関わり始めた人は諸先輩の話を聞いて同じ思いをしているのではないか。そこで,歴史上重要なコンピュータ関連技術や製品の開発者に「今振り返って,あの技術はどのような意味を持つのか」を語ってもらった。これから毎週水曜日に1本ずつ公開していく。
- 第1話 DOS/V --- 海外製PCで日本語表示を可能に
- 第2話 PC-98互換機 --- NEC独占に風穴を開けた
- 第3話 CD(Compact Disc) --- デジタル録音への転換を成し遂げた
- 第4話 CD-R --- CDとの互換性が最初の壁
- 第5話 QV-10 --- 「撮ってすぐ見る」新しい使い方を確立
- 第6話 PC-8001 --- 欲しいものを形にした“パソコン”登場
- 第7話 DynaBook J-3100 SS001 --- 常に持ち運べるパソコンの第一号機
- 第8話 松 --- 事実上最初のパソコン用日本語ワープロソフト
- 第9話 NetWare --- LAN普及の足掛かりとなった高速なネットワークOS
- 第10話 OS/2 --- Windowsのライバルだった本格的なマルチタスクOS
- 第11話 MSX --- 乱立する独自規格に一石を投じた
- 第12話 OASYS --- 誰もが使える思考の道具を目指した
- 第13話 PC-9801 --- 日本のパソコン“標準機”
- 第14話 MN128-SOHO --- ルーターを個人向けの機器に変えた
- 第15話 PM-700C --- “写真印刷”を初めて標榜
- 第16話 PI-3000 --- 通信機能を先取りしたPDA
- 第17話 ATOK --- かな漢字変換をすべてのソフトに
- 第18話 NEWS --- 一人1台を実現したワークステーション