図1 192.168.10.0/24あての静的ルートを作成した画面。ここでは「-p」オプションを同時に指定して再起動後も有効なエントリとして作成している
図1 192.168.10.0/24あての静的ルートを作成した画面。ここでは「-p」オプションを同時に指定して再起動後も有効なエントリとして作成している
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図2 ルーティング情報を一覧表示すると,Persistent Routesという項目に追加した固定ルート情報のエントリが確認できる
図2 ルーティング情報を一覧表示すると,Persistent Routesという項目に追加した固定ルート情報のエントリが確認できる
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図3 192.168.10.0/24あての静的ルートを変更した画面。-pオプションは指定せずに本来のルーティング情報自体は変更せず,再起動後は無効なエントリとした上で,メトリック値をデフォルトに変更している
図3 192.168.10.0/24あての静的ルートを変更した画面。-pオプションは指定せずに本来のルーティング情報自体は変更せず,再起動後は無効なエントリとした上で,メトリック値をデフォルトに変更している
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図4 192.168.10.0/24あてのルーティング情報を削除し削除されていることを確認した画面
図4 192.168.10.0/24あてのルーティング情報を削除し削除されていることを確認した画面
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route add|change|delete あて先ネットワーク・アドレス [mask ネットマスク] ゲートウエイ

 デフォルト・ゲートウエイ以外のルーティング情報を追加する必要がある場合や,トラブルシューティングのためにルーティング情報を一時的に変更する必要がある場合は,routeコマンドでルーティング情報を操作できます。

 例えば,route addコマンドを使えばルーティング情報が追加できます(図1)。追加した固定ルート情報は,route printコマンドを実行した際に,「Persistent Routes」として,通常のルーティング情報とは区別して表示されます(図2)。

 同様に,ルーティング情報を変更するときはroute changeコマンドを使います(図3)。ルーティング情報を削除するときはroute deleteコマンドを使います(図4)。

 なお,これらのルーティング情報の変更操作は,netshコマンド(Windows 2000以降)やRRASのGUI(Windows 2000 ServerやWindows Server 2003の場合)からネットワーク経由で操作した場合でも可能です。