図 Windows XP Professional SP2における実行例。ここでは192.168.10.15への途中経路を表示している
図 Windows XP Professional SP2における実行例。ここでは192.168.10.15への途中経路を表示している
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ping -r 9 通信相手

 相手とどのような経路で通信しているのか,その経路を確認したい場合があるでしょう。このような場合は,pingコマンドを「-r」オプションを付けて実行するのが有用です。このオプションを付けると,途中に通った通信経路の情報をIPヘッダーのRecord Routeフィールドに記録して,結果として画面に表示してくれます。記録する数は1から9までの数値で指定できますが,とりあえず最大の9を指定しておけばよいでしょう。

 なお経路途中のファイアウォールなどでICMPが遮断している場合は使えないので,注意してください。