改行したい位置にカーソルを置く→「Alt」+「Enter」

 最近では,Excelを作表だけでなく文書作成に利用している人も多いという。確かに日報や案内状など,表をベースにした文書ならWordよりExcelのほうが使いやすいこともある。

 このようなExcelで“文章”を入力する際に,やり方が分からず困ってしまうのが,セルの中に改行を入れる操作だ。

 とは言っても,この操作は実はとても簡単だ。セル内の改行したいところで「Alt」キーを押しながら「Enter」キーを押すだけでよいのだ。

 このテクニックを知っていれば、Excelを使った文書作成も自由自在。ぜひマスターしておこう。

図1●この画面のように,セルの中に改行を入れるにはどうしたらよいのだろうか

図2●セル内の改行したいところで「Alt」キーを押しながら「Enter」キーを押す

図3●すると、次行の先頭にカーソルが移動する

図4●あとはそのまま次の行の文章を入力していけばよい

図5●ちなみに文章がセル幅を超えても心配はいらない。「Enter」キーを押して確定すると,図1のようにセル幅を超えた文字は次行に表示される。セル内改行があると,「セルの書式設定」が自動的に「折り返して全体を表示する」に変更されるためだ


※この記事はExcel 2002(Office XP)をもとに執筆しています。

■岡野 幸治 (おかの こうじ)

フリーランスライター。「日経PC21」「日経PCビギナーズ」などでパソコン関連の活用記事を中心に執筆中。