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US NEWSの裏を読む

Googleが買収したAjaxワープロ「Writely」,その実力を検証

小久保 重信 2006/03/24 ITpro
写真1●Writelyの文書編集画面。文字修飾/写真貼付/インデントなど通常のデスクトップ・ソフトと変わらない機能を用意
写真1●Writelyの文書編集画面。文字修飾/写真貼付/インデントなど通常のデスクトップ・ソフトと変わらない機能を用意
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写真2●Writelyの書類一覧画面。書類はフォルダではなく,「タグ付け」で管理する。全書類の中身を対象する横断検索も用意する
写真2●Writelyの書類一覧画面。書類はフォルダではなく,「タグ付け」で管理する。全書類の中身を対象する横断検索も用意する
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写真3●Writelyのブログ投稿プレビュー画面。ここで掲載状態を確認できる。OKなら右上の「Post to Blog」ボタンを押して投稿する
写真3●Writelyのブログ投稿プレビュー画面。ここで掲載状態を確認できる。OKなら右上の「Post to Blog」ボタンを押して投稿する
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写真4●いつ誰が修正を行ったかを一覧表示。それぞれの修正内容も閲覧できる画面があるほか,2つの修正バージョンを比較するといった機能も用意する
写真4●いつ誰が修正を行ったかを一覧表示。それぞれの修正内容も閲覧できる画面があるほか,2つの修正バージョンを比較するといった機能も用意する
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 「Ajaxワープロ」としてこれまで何かと注目されていた「Writely」。その開発/運営会社である米Upstartleが米Googleに買収された(関連記事)。このことでWritelyの注目度が一段と高まっている。

 現在は「Googleのソフトウエア・アーキテクチャに移行するまで,新規登録を中断」とのことで,待ち望んでいる人も多いと聞く。偶然にも筆者は登録を済ませておいたのだが,これまであまり使う機会がなかった。そこで今回はこのWritelyをじっくり検証してみたい。

 米メディアなどでもGoogleがいよいよオフィス・ソフトというMicrosoftの牙城に切り込んだなどと伝え,話題を呼んでいる。このAjaxワープロはどこまで使えるのだろうか。果たしてその実力のほどは――。

動作はスムーズ,日本語環境では若干の問題が

 WritelyはWebベースでワープロの機能を提供するサービス(写真1)。ブラウザ・ベースなのでソフトウエアのダウンロードは不要。ユーザーはWebブラウザとネット接続環境さえあればいつでも利用できる。無料で使え,保存できる書類の数は無制限。1つの書類の文字数制限は500Kバイト(400字詰め原稿用紙にして約640枚)。また1つの書類に貼り付けられる画像の最大容量は2Mバイトと,ほぼ制限がないのに等しい。

 使い勝手はデスクトップ・ソフトとあまり変わらないようだ。文字サイズ,文字色や太字,アンダーラインといった文字修飾に関するものはすべてあるし,インデントやリストといった書式に関するものも揃っている。また検索/置換,複数回のアンドゥ/リドゥ,自動保存といった編集に欠かせないものも用意している。作成した書類は,Writelyのサーバーに保存され,一覧画面で管理できる(写真2)。横断検索機能もあり,すべての書類の中身を対象にした検索が可能。書類は「Word」「OpenOffice」「PDF」といった形式で変換し,デスクトップにダウンロードできる。またデスクトップ上の「Word」「OpenOffice」書類を読み込んで編集も行える。

 これら作業がすべてWebブラウザ上で行えるというのは興味深い。もちろんブラウザとネットを介した作業なので多少動作がもたつくような気もするが,「重い」ソフトを使っているような疲労感はない。ただし日本語に関しては1つだけ問題がある。それは段落冒頭に入力した全角スペースがしばらくすると取り除かれてしまうこと。各段落の始まりで一字下げしたいときなどに不便である。

ブログ投稿がいとも簡単に

 とは言ってもWritelyがデスクトップ・ソフトと遜色ないことはよく分かり,感心させられる。しかしWritelyが提供しているのがそれだけではないことを知ると今度は驚きとなる。オンラインであることを最大限に生かした機能を提供しているのだ。「ブログ投稿」と「協調作業」である。順番に見ていこう。

 まずはブログ投稿。これは実にシンプルな操作環境を提供している。Writelyでいつものように文章を書き,画像を貼り付け,画面上部にある「Blog」タブで「Publish post to my blog」というメニュー項目を選ぶだけ。これでブログへの投稿が完了する。単純なサービスではあるが,このようにブログの外部から投稿できるというのは便利である。例えば筆者はGoogleのブログ・サービス「Blogger」を利用しているのだが,これには,Writelyのような細かな編集機能がない。画像アップロード機能はあるものの,選択できる画像サイズ/レイアウトは限られる。こうした調整はこれまでテキスト・エディタ上で手作業でやっていたが,Writelyを使えば簡単になる。

 また筆者の場合,投稿後に内容を何度も修正することが多々あるのだが,これが,Writely上で編集しなおして再投稿ボタンを押すだけと簡単になる。Writelyではプレビュー画面も用意しており,投稿前に掲載イメージを確認できる(写真3)。記事の削除機能も用意しているので,編集中にいったん削除しておくこともできる。

 これまでは,ブログ上で特定の記事を選んで,その編集画面に行き,いったん公開を中止し,修正後,表示状態を確認する,といったことを繰り返していた。Writelyでは,自動的に該当記事を探し,修正箇所をすぐに反映する。これで煩雑な作業から解放されることになる。

 このほかコメント機能も用意している。コメントとして記した文章はブログには表示されず,公開したくないちょっとした記述を残しておくのに便利だ。

 ただしこのブログ投稿機能,問題がないわけではない。投稿時間の表示がずれてしまうのだ(日本では,日中に投稿しても夜中に投稿したかのように表示されてしまう。どうやらグリニッジ標準時が設定してあるらしい)。Writelyには今のところタイムゾーン設定がないのでこれを調整できない状態。ブログ・サイトに行ってわざわざ修正を加えなければらず,少々不便に感じている

 なおブログ・サービスに関する設定は,初回投稿の際にサービス名(あるいはAPIとURL)や,ブログ・サービスに登録したユーザー名とパスワードなどを入力すればよい。Bloggerの場合,設定画面のメニューのトップ項目に「Blogger.com」があるのでこれを選択すればよい。

 オンライン・サービスならではのもう1つの機能が協調作業だ(次ページに続く)。

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次ページ 離れた場所から1つの書類を共同編集
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