図 Windows XP Professional SP2でhome.monyo.comドメインのNSレコードが取得できることを確認した画面
図 Windows XP Professional SP2でhome.monyo.comドメインのNSレコードが取得できることを確認した画面
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図 Windows XP Professional SP2で出力内容をファイルに保存した画面
図 Windows XP Professional SP2で出力内容をファイルに保存した画面
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nslookup
> server ゾーン転送元サーバー
> ls -t ns ドメイン名. [> 出力先ファイル名]

 セカンダリDNSサーバーを設置する際などに,事前にプライマリDNSサーバー側でゾーン転送の設定が機能しているかどうかを確認したいことがあります。このような場合にはnslookupコマンドを使います。

 nslookupを対話モードで起動し,そのプロンプトからserverサブコマンドを用いてゾーン転送元のDNSサーバーを指定の上,lsサブコマンドを実行します。そうすることで,ゾーン転送のプロトコルを用いてDNSサーバーから各種リソース・レコードの情報を取得することが可能です。例えば,「ls -t ns home.monyo.com.」と実行して,home.monyo.comドメインのNSレコードが取得できることを確認することで,ゾーン転送の設定が機能しているかどうかを確認することができます。

 なお,「ls -d home.monyo.com.」または「ls -t any home.monyo.com.」と入力することで,対象ドメインのすべてのリソース・レコードを取得できます。

また,「ls -d home.monyo.com. > home.monyo.com.txt」のように入力することで,この出力内容をファイルに保存することも可能です。この例の場合は「home.monyo.com.txt」という名前のファイルとして保存されます。