Linuxコマンド逆引き大全
コマンド集(機能別) | コマンド集(アルファベット順) | コマンド逆引き大全 | シェル・スクリプト・リファンレス

 プログラムを終了する
$ kill 14673
# killall lpd

 プログラムを停止するには,プログラム上で停止操作をするほかに,「kill」や「killall」コマンドを用いる方法もある。「kill」や「killall」で停止させるには,psなどにより終了させたいプログラムのプロセスIDを調べ,そのIDを各コマンドの後ろに指定する。ジョブIDを指定する場合は,ジョブIDの前に「%」を付ける。「kill」の場合は,プロセスIDを調べて指定する必要があるが,「killall」ならコマンド名で指定できる。

 なお,ルート権限で動作するデーモンなどを停止させるには,killまたはkillallコマンドを実行する前にルート権限を取得する必要がある。また,暴走したり無反応になったプロセスは,この方法では停止することができない。そのような場合は,「プログラムを強制終了する」を参照すること。