Linuxコマンド逆引き大全 |
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各行から指定した部分を取り出す |
$ cut -c 14- tel.lst > result |
「cut」コマンドを用いることで,各行から指定した部分を取り出すことが可能である。「-c初めの文字数-終わりの文字数」オプションを指定することで,指定した文字を取り出せる。また,始めまたは終わりを省略することで,始めから指定した文字まで,または,指定した文字から終わりまでを表すことができる。なお,タブは1文字として扱われるので注意が必要である。
$ cat tel.lst ←tel.lstの内容を閲覧 046-xxx-xxxx Kazuhiro Fukuda Man 03-yyyy-yyyy Yuki Izumi Women 03-zzzz-zzzz Toru Tejima Man $ cut -c 14- tel.lst > result ←14文字以降を取り出す $ cat result ←結果を閲覧 Kazuhiro Fukuda Man Yuki Izumi Women Toru Tejima Man |
応用:指定した列の文字列を取り出す |
$ cut -f 2 tel.lst > result |
タブで区切られているテキスト・ファイルの指定した列(フィールド)の文字列を取り出す。
$ cut -f 2 tel.lst > result ←弟2フィールドを取り出す $ cat result ←結果を閲覧 Kazuhiro Fukuda Yuki Izumi Toru Tejima |
また,「-d ,」とすることでタブの代わりにカンマをフィールドの区切りとして使用できる。
関連事項 |
cut |