Linuxコマンド逆引き大全
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 CD-R/RWにデータを書き込む
$ cdrecord dev=0,0,0 -v -eject -data image.iso

 CD-R/RWにCDイメージを書き込む場合には,cdrecordコマンドを利用する。「dev」にはCD-R/RWのデバイス番号(「CD-RWのデバイス番号を調べる」を参照),「-data」オプションの後に書き込むCDのイメージを指定する。また,「-v」オプションを付けた場合は書き込み状況が表示され,「-eject」オプションを付けた場合は書き込み終了後にCDが自動的に排出される。


 応用:CD-R/RWに書き込む速度を指定する
$ cdrecord dev=0,0,0 speed=24 -v -eject -data image.iso

 速度を指定して書き込みたい場合は,「speed」オプションを付けて何倍速かを指定する。


 応用:CD-RWのディスクを初期化する
$ cdrecord dev=0,0,0 blank=all

 CD-RWの内容を消したい場合は「blank」オプションを利用する。「all」を指定した場合は完全に消去され,「fast」を指定した場合は高速に消去する。


 応用:CD-RWのデバイス番号を調べる
# cdrecord -scanbus

 cdrecordを使う際は,ドライブのデバイス番号を把握しておく必要がある。デバイス番号を調べるには,ルート権限で以下のようにする。


# cdrecord -scanbus
     :
scsibus0:
        0,0,0     0) 'SONY    ' 'DVD RW DW-U12A  ' '1.2c' Removable CD-ROM
        0,1,0     1) *
        0,2,0     2) *
        0,3,0     3) *
        0,4,0     4) *
        0,5,0     5) *
        0,6,0     6) *
        0,7,0     7) *

 この例では,デバイス番号「0,0,0」にDVD-RWドライブが接続されていることがわかる。このデバイス番号を,cdrecordの「dev」オプションに指定する。