Linuxコマンド逆引き大全
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 パイプの使い方

 パイプとはコマンドの実行結果を,次のコマンドの入力として扱えるようにするシェルの機能である。パイプを利用するには,「|」という記号を用いる。すると,左のコマンドの結果を右のコマンドに入力として引き渡すことができる。パイプを用いることで,出力結果をいったんファイルに落とすことなく,複数個のコマンドを1回の操作で実行できるようになる。

 使用例を以下に示した。


ファイル一覧をmoreで閲覧できるようにする
$ ls -l | more

アクセス・ログのうち,"hoge.shtml"に"xxx.yyy.co.jp"から
アクセスしている部分だけをlessで閲覧する
$ grep "/hoge.shtml" access.log | logresolve | grep "xxx.yyy.co.jp" | less