Linuxコマンド集
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arp  システムのARPキャッシュを操作する (8)

 構文  
arp [option]

 オプション  
-v メッセージを表示する
-n ホスト名,ポート名,ユーザー名を解決せずに番号で表示する
-H タイプ 対象とするクラスを指定する。クラスにはether,arcnet,pronet,ax25,netromなどのネットワークを指定できる
-a ホスト名 指定したホストに対しての情報を表示する
-d ホスト名 指定したホストのエントリーをすべて削除する
-D ハードウェア・アドレスを利用する
-i インタフェース 指定したインタフェースを選択する
-s ホスト名 ハードウエア・アドレス ARPアドレスのマッピング・エントリを手作業で設定する
-f ファイル名 指定したファイルの指定アドレス情報を利用する

 説明  

IPアドレスとMACアドレスの対応表である,ARP(Address Resolution Protocol)テーブルの表示および設定を行う。表示結果の「Flags Mask」には一定時間利用されないとテーブルから削除される「C」,永久にテーブルに確保される「M」,公開エントリの「P」がある。


 使用例  
現在のマシンのARPテーブルを表示する
$ /sbin/arp 
Address         HWtype  HWaddress           Flags Mask  Iface
192.168.1.104   ether   00:0C:6E:XX:XX:XX   C           eth0
192.168.1.1     ether   00:07:40:XX:XX:XX   C           eth0

 関連事項  
ifconfigMACアドレスを調べる