Linuxコマンド集
目次
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【ldd】共有ライブラリの依存関係を表示する
指定したプログラムの実行に必要な共有ライブラリを表示する。
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【ifdown】ネットワーク・インターフェースを無効にする
指定したネットワーク・インターフェースを無効にする。ネットワーク・インターフェースには「eth0」「eth1」などを指定する。Red Hat系ディストリビューションとDebian系ディストリビューションでは使い方が異なる(オプションはDebian系)。
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【ifup】ネットワーク・インターフェースを有効にする
指定したネットワーク・インターフェースを有効にする。ネットワーク・インターフェースには「eth0」「eth1」などを指定する。Red Hat系ディストリビューションとDebian系ディストリビューションでは使い方が異なる(オプションはDebian系)。
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【sha1sum】SHA1チェックサムを表示または照合する
SHA1チェックサムを表示または照合する。
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【chattr】ファイルの属性を変更する
ext2/ext3/ext4ファイルシステムで利用できる拡張属性を設定する。「+属性」で属性の設定、「-属性」で属性の削除を行う。「=属性」でその属性だけが設定される。
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【newgrp】グループ権限を変更する
ログイン中に現在のグループID(カレント・グループ)を指定したグループに変更する。グループにパスワードが設定されておりユーザーがグループに所属していない場合は、グループパスワードの入力が求められる。グループにパスワードが設定されておらずユーザーがグループに所属していない場合は、変更は拒否される。
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【gpasswd】グループを管理する
グループを管理する。各グループには、管理者、所属ユーザー、グループパスワードを設定できる。オプションが指定されていないときは、グループパスワードを設定する。グループパスワードが設定されていないときは、所属ユーザーだけがnewgrpコマンドを使ってグループに参加できる。
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【fmt】テキストを整形する
テキスト・データを整形し、横幅を最大幅以内に収めたり、余分なスペースを削除したりして、標準出力に出力する。
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【env】環境を変更してプログラムを実行する
環境(一連の変数と値のセット)を変更してからコマンド・プログラムを実行する。コマンド名が指定されない場合は、環境変数の一覧を表示する(printenvコマンドと同じ)。
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【runlevel】ランレベルを表示する
直前のランレベルと現在のランレベルを出力する。直前のランレベルが存在しない場合は「N」と出力される。不明な場合(/var/run/utmpにランレベルのエントリが見つからない場合)は「unknown」と出力されエラーとなる。
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【pr】印刷用にファイルを整形する
印刷に適した形式にテキスト・ファイルを整形する。デフォルトではヘッダが追加され、標準出力に出力される。
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【paste】ファイルを水平方向に連結する
1つ以上のファイルを読み込み、水平方向に連結して標準出力に出力する。デフォルトでは、タブ区切りで連結される。
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【iconv】文字コードを変換して出力する
文字コードを変換して出力する。変換前のファイルをINPUTFILEに(もしくは標準入力に)、その文字コードを-fオプションで、変換先の文字コードを-tオプションで指定する。変換結果は標準出力に出力される。ファイルに出力するには、-oオプションを使うか、リダイレクトを利用する。
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【renice】実行中のコマンドの優先順位を変更する
実行中のコマンドに対して優先順位(ナイス値)を指定して変更する。ナイス値は-20~19であり、-20がもっとも高い優先度となる。ナイス値を下げる(優先度を高くする)ことができるのはrootユーザーのみ。
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【killall】プロセスを終了する
シグナルを送ってプロセスを終了させる。killコマンドとの違いは、プロセスIDではなくプロセス名で指定する点である。シグナルを指定しなければTERMシグナル(SIGTERM)が使われる。シグナルの指定には、シグナル名もしくはシグナルIDのどちらを指定してもよい。
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【 nl 】行番号を付けて出力する
指定したファイルを読み込み、行番号を付けて出力する。ファイルが指定されなかった場合や「-」が指定された場合は、標準入力から読み込む。
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【 tac 】ファイルを逆順に標準出力へ出力する
catコマンドとは逆に、ファイルの内容を最終行から先頭行へと逆順に出力する。複数のファイルを指定した場合は、連結して出力する。
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【 expand 】タブをスペースに変換する
タブ文字をスペースに変換して標準出力に出力する。タブ幅はデフォルトでは8桁である。なお、unexpandコマンドを使うとスペースをタブ文字に変換できる。
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【 swapoff 】スワップ領域を無効にする
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【 depmod 】カーネルモジュールの依存関係情報を更新する
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