Linuxコマンド集
目次
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【dump】ext2/ext3/ext4ファイルシステムをバックアップする
ext2/ext3/ext4ファイルシステムを、外部記憶装置やファイルにバックアップする。ダンプレベルとして0を指定するとフルバックアップとなる。差分バックアップ、増分バックアップはダンプレベル1以上を指定する(指定したダンプレベルより低いレベル以降に作成もしくは変更されたファイルが対象となる)。…
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【setserial】シリアルポートの情報を設定または表示する
シリアルポートの設定を表示したり、設定値を設定したりする。Windows等で使われるCOM1、COM2、COM3...は、Linuxでは/dev/ttyS0、/dev/ttyS1、/dev/ttyS2...といったデバイスファイルで表される。
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【configure】Makefileを生成する
C言語などのソースから実行ファイルを作成するには、Makefileに基づいたコンパイルが必要である。configureはMakefileを生成するためのスクリプトで、ソースアーカイブに用意されていることが多い。
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【xargs】標準入力から生成したコマンドラインを実行する
指定されたコマンドと初期引数に、標準入力から読み込んだ引数をつけてコマンドラインを生成し、実行する。コマンドが指定されなかった場合はechoに送られる。
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【mke2fs】ext2/ext3/ext4ファイルシステムを作成する
指定したデバイス上にファイルシステムを作成する。デフォルトではext2ファイルシステムが作成される。-jオプションを指定するとext3ファイルシステムが作成される。ファイルシステムの各種パラメータのデフォルト値は/etc/mke2fs.confで設定する。
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【make】コンパイル等の処理を自動的に行う
ソースからプログラムをコンパイルする、インストールする、といった処理を自動的に行う。プログラムのコンパイルに限らず、あるファイルを書き換えたら、そのファイルに関連する別のファイルを更新する、といった用途全般に利用できる。
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【e2fsck】ファイルシステムをチェックする
ext2/ext3/ext4ファイルシステムの整合性をチェックし、修復する。マウント中のファイルシステムに対してはこのコマンドを実行しないようにする(修復をかけるとファイルシステムが壊れる恐れがある)。
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【function】シェル関数を定義する
シェル関数を定義する。FUNCNAMEには任意の関数名を、COMMANDSにはFUNCNAME関数として実行するコマンドを指定する。functionまたは()のいずれかは省略できる。定義済みのシェル関数を表示するにはdeclare -fコマンドを、シェル関数を削除するにはunsetコマンドを使う。
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【shred】ファイルを上書きし、完全に消去する
rmコマンドでファイルを削除しても復旧できる可能性がある。shredはファイルを何度も上書きして完全に消去し、復旧できないようにする。ただし、ジャーナリングファイルシステム等では効果が保証できない場合がある。
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【lftp】FTPサーバに接続してファイルを転送する
指定したホストにFTPで接続するFTPクライアントソフトウェア。一般的な使い方ではFTP接続後に対話的に操作を行うが、コマンドのみを指定して実行したり、コマンドが記述されたファイルを指定して処理を実行することもできる。引数を指定せずに実行すると、FTP接続せずに対話モードに入る。
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【lsusb】USBデバイスを表示する
システム上のUSBバスと、接続されたUSBデバイスに関する情報を表示する。デフォルトでは一覧を簡潔に表示する。詳細な情報が必要なときには-vオプションを指定する。
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【lspci】PCIデバイスを表示する
システム上のPCIバスと、接続されたPCIデバイスに関する情報を表示する。デフォルトでは一覧を簡潔に表示する。詳細な情報が必要なときには-vオプションまたは-vvオプションを指定する。個々のPCIデバイスは「00:01.2」のような「バス番号:スロット番号.機能番号」で指定できる。
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【hexdump】16進数や8進数で出力する
バイナリ・ファイルなどの入力データを、16進数や8進数をはじめ、ユーザーの指定した形式で出力する。デフォルトでは、2バイト単位の16進数4桁で出力する。
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【join】2つのファイルの行を結合する
sample1ファイルとsampe2ファイルの第2フィールドを比較し、マッチする行を結合して出力する。
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【whereis】コマンドの場所とマニュアルページの場所を表示する
指定したコマンドのソース、バイナリファイルおよびマニュアルページの場所を表示する。デフォルトでは、ソース、バイナリおよびマニュアルページのすべてを検索し、見つかったもののパスを表示する。
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【grub-install】ブートローダーGRUBをインストールする
ブートローダーGRUBをインストールする。インストール先デバイスは通常、ブートパーティションのあるディスクを指定する。
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【edquota】ディスククォータを設定する
ユーザーごと(またはグループごと)のディスククォータの設定をする。設定はデフォルトのテキストエディタ(VIMやnano)で開かれる。
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【repquota】ファイルシステムのクォータ利用状況まとめを表示する
指定したファイルシステムのディスク利用状況とクォータの利用状況を表示する。各ユーザー(グループクォータの場合は各グループ)が使っているファイル数と容量が表示される。
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【quotaon】クォータを有効にする
ファイルシステムのディスククォータを有効にする。
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【ldconfig】共有ライブラリの依存関係情報を更新する
共有ライブラリファイルにリンクを張ったり、共有ライブラリの依存関係情報が格納されたライブラリキャッシュを更新したりする。キャッシュファイルは通常、/etc/ld.so.cacheである。共有ライブラリを検索するディレクトリは、/libと/usr/lib、そして/etc/ld.so.conf(および…
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