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US NEWSの裏を読む

広がるWeb 2.0の世界,使えるサービスはこんなにもある

小久保 重信=ニューズフロント 2006/01/27 ITpro
写真1●del.icio.usの画面。「web2.0」のタグでブックマーク表示したところ。Hinchcliffe氏のサイトは第2位に位置していた。なお日本では「<a href="http://b.hatena.ne.jp/" target="_blank">はてなブックマーク</a>」が有名だ
写真1●del.icio.usの画面。「web2.0」のタグでブックマーク表示したところ。Hinchcliffe氏のサイトは第2位に位置していた。なお日本では「<a href="http://b.hatena.ne.jp/" target="_blank">はてなブックマーク</a>」が有名だ
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写真2●Netvibesのサービス画面。モジュールの並べ替えはドラッグ&ドロップでスムーズ。写真共有サービス「Flickr」のモジュールもある
写真2●Netvibesのサービス画面。モジュールの並べ替えはドラッグ&ドロップでスムーズ。写真共有サービス「Flickr」のモジュールもある
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写真3●Webで利用できるTo Doリスト「Voo2do」の入力画面。ネットにつながっていればどのパソコンからでも利用できて便利だ(ちなみに筆者は最近「Remember The Milk」も使いはじめた)
写真3●Webで利用できるTo Doリスト「Voo2do」の入力画面。ネットにつながっていればどのパソコンからでも利用できて便利だ(ちなみに筆者は最近「Remember The Milk」も使いはじめた)
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写真4●&lt;a href="http://www.housingmaps.com/" target="_blank"&gt;housingmaps.com&lt;/a&gt;。Googleの地図サービスにcraigslistの不動産情報を組み合わせて表示する。地図上のアイコンにマウスを持っていくと物件情報が写真付きで表示される
写真4●<a href="http://www.housingmaps.com/" target="_blank">housingmaps.com</a>。Googleの地図サービスにcraigslistの不動産情報を組み合わせて表示する。地図上のアイコンにマウスを持っていくと物件情報が写真付きで表示される
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 Tim O'Reilly氏が論文「What Is Web 2.0」を発表したのは昨年の9月。本コラムでも「『Web 2.0』を知っていますか?」というタイトルでこの論文についてレポートした(記事)。あれからわずか3カ月だが,Web 2.0という言葉はすっかり定着した感がある。米Microsoftがライブ・ソフトウエア戦略を発表するなど,Web 2.0を大きく意識した展開を示したことも手伝ったのかも知れない。今やWeb 2.0は人々のあいだで意識化され,また注目されるようにもなった。しかし一方でその実体がまだよく掴みづらい,というのが現状だ。そこで今回は少し具体例に目を向けながら考えてみたい。

広がるWeb 2.0の世界

 Web 2.0という言葉がブームになっていることは,Google News米国版などを見てもよく分かる。ここに登場する記事には,技術ジャーナリストやハイテク分野の経営者が書いたコラムが多い。個々の技術についてはあまり詳しく述べられていないものの,その分全体を俯瞰視したような見解が多く,概要を理解するのに役立つと思う。

 またそうした記事にあるリンクを辿っていくとWeb 2.0の実例を紹介しているサイトが見つかる。その中に「The Best Web 2.0 Software of 2005」がある。

 これは,コンサルティング会社の米Sphere of InfluenceでCTOを務めるDion Hinchcliffe氏が,Web 2.0の秀逸ソフトウエア(サービス)を選んで掲載したものだ。同氏はWeb 2.0に関するブログの組織「Web 2.0 Workgroup」のメンバーでもある。そのHinchcliffe氏の解説や各サービスのロゴ,同類のサービスも挙げられていて大変分かりやすいものになっている。Hinchcliffe氏によれば,これらは同氏がこれまでに見つけたものをまとめたもので,あくまで主観的に選択したという。とは言っても同氏はこの分野に大変詳しい人物。参考になるので以下で少し見てみよう。

 まず,Hinchcliffe氏がトップに挙げているのは,著名なdel.icio.us。ソーシャル・ブックマーク・サービスだ。ブックマークはこれまで個々のユーザーが自分のブラウザに登録して使っていたが,それをネット上のサイトで公開するというもの。まず,ネットにつながっていれば特定のパソコンでなくてもブックマークを利用できるという利点がある。そして何よりも,ほかのユーザーと共有できることでこれまでとはまったく違った使い方が生まれた。個々のブックマークは,ユーザーの好みの単語/フレーズを使ってタグ付けできる。ほかのユーザーは自分の関心のある単語でそうしたブックマークを探すことができる。また各ブックマークには簡単な説明やコメントなどをつけられるので,同じ関心事を持つユーザー同士でそうした情報も共有できる。さらに,並び順を変えて,最も多くの人がブックマークしている,つまり人気のあるサイトや記事を表示することも簡単にできる(写真1

 Hinchcliffe氏が次に挙げるのは,「Netvibes」と呼ぶスタート・ページのサービス。Microsoft社が同社のライブ・ソフトウエア戦略で「Windows Live」のベータ・サービスを始めているが(関連記事),それと同様のサービスである。ただしNetvibesの場合は,GoogleやYahoo!,Wikipediaの検索のほか,Google Gmailといったモジュールを用意している。このほか天気予報,オンラインのワープロ「Writely」(関連記事)と連携するモジュールもある。これらは自由に追加/削除ができる。またAjax(asynchronous JavaScript and XML)を使っており,各モジュールの位置の変更が滑らかに行えるのが特徴だ(写真2)。

 もう1つ紹介しよう。オンラインのTo-Doリスト「Voo2do」だ(写真3)。こちらもAjaxを使っているが,Netvibesに比べれば控えめといった感じだ。ただしHinchcliffe氏によれば,その使い方はとても効率的で,複数の項目の作成/管理作業をうまく実現しているという。またVoo2doはAPIを公開しており,自分で作成したプログラムからデータにアクセスしたり,エクスポートしたりもできる。同氏は,日々使うオンライン・ソフトウエアはRSSリーダーや電子メールといった分野で定着してきているが,「To-Doリストも(もはや)例外ではない」(同氏)などとコメントしている。Microsoft社がもう何年も前から言っている「サービスとしてのソフトウエア」が,今やこんな分野にも広がっている。しかも十分実用的なものとして提供されており,また「Ta-da List」や「Remember The Milk」といった競合のサービスがいくつもある。時代は変わったと実感させられる。

 Hinchcliffe氏が選んだWeb 2.0ベスト・ソフトにはこのほか,今話題となっている参加型テクノロジー・ニュース・サイト「digg」や,もちろん「Flickr」もある。また,容量が1Gバイトのオンライン・ストレージ・サービス「openomy」,本コラムでも以前取りあげた米Topix.netのニュース収集サービス(関連記事),前述のワープロ「Writely」も選ばれている。Writelyは,ユーザー・インタフェースにAjaxを使っており,Web 2.0として現在利用できる最新機能を最大限に活用しているという。Hinchcliffe氏は,「(Writelyによって)オンライン・プロダクティビティ・ツールに対する疑念は払拭された」とコメントしている。そればかりかWritelyは,ネット上で共同作業する環境や,ブログ関連機能も用意しており,Webならではのソフトに仕上がっている。

 以上ざっと見てきたが,これらのサービスとWeb 2.0にはどんな関係があるのだろうか。なぜこれらをWeb 2.0と呼ぶのだろうか。今度はこのことについて少し考えてみたい。

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