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 新年をおニューなパソコンと共に迎えた人も多いことだろう。縁起でもない話で恐縮だが、将来、そのパソコンが故障したら修理する? 買い替える?

 アンケートによると、パソコンを修理に出した経験があるのは、200人の43.5%にあたる87人。そのうち、修理に出した回数では「1回」の43人がトップ。平均すると1~3回程度といった感じだが、多いところでは「10回」が5人、「21回以上」が3人もいた。

 回答を詳しく見ていくと「最近、修理に出した時期」は「2005年」27人、「2003年」と「2000年より以前」が16人。「昔は壊れやすかった」とか、「最近のパソコンはヤワだ」とかいった傾向は、特になさそうだ。

 興味深いのは「費用」のところで、修理経験者のちょうど半数の44人が「0円」を選択。無償修理期間内の故障や初期不良が頻発ということかもしれないし、「買ったほうが安ければ買い替える」「タダじゃないなら自分で直す」と考える人も少なくないということだろう。

 修理に出したことはなくても、「自分か周囲の人が直した」と答えたのは50人。手におえるものは自分で直し、無理なら修理に出す人もいるはずなので、“自力で修理”率はかなり高そうだ。なかには「どのパーツが壊れたのかいろいろ試していたら、全てのパーツを新しくしてしまった」(30歳)なんて人も。

 修理に出すのをためらう理由としては、「修理代金が高い」「時間がかかりすぎる」という意見が多数。「データを見られるかもしれないのが嫌だ」(34歳)という問題もある。故障は直ったとしてもデータは補償されないことが多いので、やはり日頃からバックアップを取っておくなどの備えが必要だ。

 そもそも、「パソコン本体が壊れたことはない」と答えたのはたったの38人。「パソコンというのは消耗品です」(47歳)と悟りをひらいている人も。パソコンは壊れるもの、と想定しておくべきなのかも。