谷島の情識
目次
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「ダイソンする」その1
ジェームズ・ダイソン氏をご存じだろうか。情報システムとはあまり関係がないが、エンジニアの起業家という点が本欄の読者にとって興味深いと思われるので、同氏のことをしばらく書いてみたい。
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ご意見募集・「異説『日本のものづくり』」
12日にビジネスイノベーターというサイトで公開した文章を本欄に再掲する。日経ビズテック第4号の特集に関する意見募集である。
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紙の記事とWebの記事
11日から12日にかけて、Webサイト用の原稿を合計で4本書いた。先週は古巣の日経コンピュータにおそらく2年ぶりにニュース記事を書いた。紙とWebの記事を立て続けに書いていると両者の違いがはっきり分かる。
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1円玉並べてジョン・レノン
三連休が終わった。台風が直撃した土曜は、朝から取材に行き、それから事務所へ行って夜まで資料整理をしていた。昨日月曜は、日経ビズテック第4号の特集企画のために集めた資料を朝から晩まで読んでいた。このためかどうか、たまには仕事以外の話を書こうという気になったので、仕事をしなかった日曜のことを書く。
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コンピュータ用語
久しぶりに古巣の日経コンピュータに原稿を書いた。おそらく2年ぶりであろう。正直に言うとこの原稿を書くのにかなり苦しんだ。たかだか2ページの記事なのだが、執筆と校正に20時間くらいはかけている。本業の雑誌づくりに影響したし、昨晩はある会合に予定より1時間30分も遅れてしまった。恒例の言い訳になるが本…
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郵政民営化と「計画管理」
「プロジェクトマネジメント(計画管理)の考え方の中で、経営、期間、予算をトータルに議論いただく」。10月4日、竹中郵政民営化担当相は郵政公社の情報システム問題を議論する「郵政民営化情報システム検討会議」の設置にあたってこう説明したという。現職大臣がプロジェクトマネジメントについて言及したのはひょっ…
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手法の効果と限界、またはANDの必要性
モデリング手法に関連したことを数回書いたところ、読者からメールをいただいた。そこには「誰に何を理解・把握してもらうために作成するドキュメントなのか、その目的ためには何が最適か、だけが重要です。どのような手法を採用したらよいかといった具合に、手法から考え始めるとおかしなことになります」とあった。
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モデリングの話題
情報システムの世界には様々な手法、方法論、知識体系、ツールがある。このところ日本で話題になっているのは、モデリング手法やモデリング言語である。「話題になっている」というのは「関連書籍が出版されている」「雑誌が取り上げている」「知り合いの人から意見を求められた」といったことを指す。
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ハードやソフトの理解
ITPro編集部によると、今月の「記者の眼」でもっともアクセス数が多かったのは、筆者が書いた「大学生は『情報システム部門』を理解しているか」であったという。読んでいただいた方々にお礼を申し上げる。あの記事を公開した直後、読者からメールをもらった。
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17年前の取材メモ
情報を扱う仕事をしているにも関わらず、資料の整理は下手である。パソコンをうまく使えば今よりも原稿作成の生産性がはるかに上がると思うものの実現していない。ただし20年前に記者になって以降の取材メモはすべて保存している。
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自社の「組織DNA」を調べる
ほぼ同一の戦略を立案したとしても、きちんと実行できる組織とできない組織がある。その違いは、組織がそれぞれ持つ固有の性質によって決まる。つまり組織もDNAを持つ。こうした「組織DNA」を調べるためのサイトの日本語版がこのほど公開されたので紹介する。
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アウトソーシング中止
16日の日本経済新聞夕刊に、米JPモルガン・チェースが情報システムのアウトソーシングを止めるという記事が出ていた。米IBMと締結していた、7年間で約50億ドルという契約を解消し、IBMへ移籍させていた社員たちを2005年から呼び戻す。
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不慣れな仕事
日経ビズテック第3号がようやく発売になったため気が抜けたせいか、本欄の更新を怠ってしまった。といっても遊んでいたわけではもちろんなく仕事は続けている。ただしこれまでしたことがない仕事を始めたので、いささか余裕がなくなっている。
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異説『日本のものづくり』
日経ビズテック第3号は昨日、無事発売になった。一般書店に加え、インターネット書店でも発売している。ちなみに今朝確認したところ、amazon.co.jpの売れ筋ランキングで9位になっていた。
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郵政公社民営化
政府の経済財政諮問会議は7日、「郵政公社を2007年4月に四つの企業に分けて民営化する」という基本方針を決定した。懸案の一つであった情報システムについては、専門家による検討の場を設け、2007年4月に所定のシステムが導入できるかどうかを検討する。
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日経ビズテック第3号は明日8日発売
日経ビズテック第3号が明日8日から書店にて発売になる。第3号の概要についてはこちらをご覧いただきたい。
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企業とは何か
ピーター・ドラッカー氏の「マネジメント エッセンシャル版」(ダイヤモンド社)に関するメモの第6回である。2003年12月25日に公開した一文に加筆と修整を施し、追加の文を書いた。
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日経ビズテック第3号完成
日経ビズテック第3号の編集作業が昨晩終了した。第3号は9月8日から発売される予定である。
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三つの役割
ピーター・ドラッカー氏の「マネジメント エッセンシャル版」(ダイヤモンド社)に関するメモの第5回である。2003年12月7日に公開した一文に加筆、修整を施した。
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四つの新しいニーズ
ピーター・ドラッカー氏の「マネジメント エッセンシャル版」(ダイヤモンド社)に関するメモの第4回である。
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