谷島の情識
目次
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ソフトウエアは抽象か具体か
馴染めない言葉として「抽象化」がある。10数年前、ある人に「日本人は抽象化の能力が乏しい。だからソフトウエアをうまく作れない」と言われて納得できず、あれこれ議論して一応分かった気になったものの、依然として抽象化という言葉は苦手である。
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「夢」について大学院生の質問に答える
1月末、母校で大学院生を相手に講義し、30歳近く年が離れた後輩数人から出た質問に答えた。やり取りの際に「情報処理の夢」について聞かれた。
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「情識」再開の弁
「情識」再開の弁と題名を付けた。自分では「ほぼ10年ぶりの再開」と思っているが、分かってくれる人は少ないだろう。2015年1月から筆者が勝手に実施している「30周年記念事業」の一環というつもりである。
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新サイト二つ
本日4月3日,弊社は新しいWebサイトをいくつか公開し,筆者はそのうち二つについて関わった。一つは「NBonline(日経ビジネスオンライン)」である。ここで『経営の情識』という連載をすることになった。第1回目の題名は,「Web2.0」から「社員2.0」そして「企業2.0」と「日経ビジネス2.0」…
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お詫びと近況報告
9月、10月と2カ月間、本欄をまったく更新しなかった。申し訳ございません。本欄を開設以来、2カ月間も放置したのは初めてである。Webページとして死に体と言ってよい。なぜ、そうした事態になったか、理由を書く。
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メディアリスク
昨晩、ある勉強会に出ていたところ、隣に座っていた方が「メディアリスク」という言葉を使われた。
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一度に3本
同じテーマで三通りの原稿を書くことは可能か。こんな実験をやってみた。ITPro,Tech-On!,日経ビジネスEXPRESSというサイトに向けて,コラムを書いたのである。
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あきらめない
本日、「あるIT企業の憂鬱」というコラムを公開した。西暦2007年問題なるものが実際にあるとすれば、実はこういうことではないかと思っている。公開してからしばらくして、読者から次のようなメールが送られてきた。
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仕事内容の計測
先週、コンピュータ業界の生き字引と言える大ベテランを囲む会に出席した。参加者のほとんどが筆者より年長者である。諸先輩を差し置いて話すわけにもいかず、といって禁酒中なので飲むわけにもいかず、静かに料理を食べていた。散会直後、大ベテランのところに挨拶に行くと「Webの記事は時々見るけど、もっと紙に書いて…
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記者の眼の締め切り
「記者の眼」の締め切りを迎えている。厳密に言うと、ITPro編集長に約束した締切日は7月6日であった。
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CRMはどうなったか
本日の情識はお知らせである。「CRMの今」を考える催しが7月12日に開かれる。グローバル情報社会研究所が主催する『CRM Beyond CRM』というフォーラムである。詳細についてはこちらをご覧頂きたい。
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「マイクロソフト様についていきます」
10年も前、しかも記者会見でスピーチを聞いただけ、1度も話したことはない。だが、その人の印象はとても強く、今でも覚えている。6月24日付で東芝の社長に就任した西田厚聡氏のことである。
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悪夢再び
本日、「『企業統治監査』は個人情報保護に続く悪夢か」と題したコラムを日経ビジネス誌のWebサイトに公開した。日経ビジネス購読者しか読めないが、閲読可能な方はぜひ読んでいただきたい。
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ソーシャルネットワークサービス
遅まきながら本日、ソーシャルネットワークサービスについてまとまった話を聞いた。記者としてある種の衝撃を受けた。
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「ITガバナンス」を考える
ガバナンスは統治と訳されるが,一体何のことか分かりにくい。ましてや,その上にITを付けて「ITガバナンス」と言われると,非常に近寄り難い概念に思えてくる。
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60代の力
人の年齢のことを書くのはどうかと思うが、本日お目にかかったお二人について書く。ともに60を超えておられるが、とにかく元気である。
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日経ビズテック第7号目次
本日は日経ビズテック第7号の校了日であった。7号の目次をお知らせする。
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続続々・優先順位
筆者の近況を数回書いたところ、知り合いから「仕事は終わりましたか」とメールをいただいた。一方で「社内事情を書くのはいかがなものか」という意見も根強い。当然のことながら、社外の知り合いへの回答を優先し、現状を報告する。
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また外圧
IT利用の歴史は外圧の歴史である。米国や欧州で新しいIT利用方法が考案されると、一定期間を経てから日本でも同じことを始める。
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続々・優先順位
結局、5月3日も出社して仕事をした。6日は暦通り出社し、7日も自宅で原稿を書いていたので、一体どのあたりが連休であったのか、よく分からないまま、9日を迎えてしまった。
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