資料の紹介

 多くの企業において、コスト削減の要求は引き続き高い状況にある。ところが、コスト削減の有力な手段と見られるオープンソースソフトウエア(OSS)の導入は、国内では今一つ進展していない。

 国内ユーザーは、OSSを商用ソフトウエア製品と同じように利用したいと考える傾向が強い。しかし、両者の間にはさまざまな違いがあり、この壁を越えることは容易ではないため、企業はOSSの導入に躊躇しているのが実態であろう。また、これまでOSSといえば、開発環境やミドルウエアといったアプリケーション開発者が利用するものが主であった。

 OSSが国内市場において真に浸透していくためには、ビジネスユーザーが利用するアプリケーションがカギとなる。そこで、最も一般的なアプリーションであるオフィススイート製品のOpenOffice(LibreOffice)に的を絞り、OSSの実態と課題を探った。

 本資料は2011年6月に発行した「オープンソース・ソフトウェアの現実 ~オフィススイート製品利用の現実解」の改訂版である。環境が大きく変化し、一部の記述がそぐわなくなったことと、またMicrosoft Office 2003のセキュリティ・パッチ提供終了が2014年4月に迫り、多くの企業では2013年度が次期オフィススイート製品の選択時期であることを考慮して、改訂版が発行された。スマホを含めたデスクトップ全体戦略についても解説している。