広島市内を主な活動拠点とする恵正会は、「医療と介護の切れ目のない連携を第一に考え、地域社会に安心を提供し続ける」ことを使命に、地域に密着した診療所をはじめ、デイケアセンター、居宅介護支援事業所、特別養護老人ホームなど、複数の医療関連施設の運営を行っている。
これらの施設間の密接な連携を図るため、恵正会では積極的な通信サービスの導入を進めてきた。しかし、相次ぐ新施設の開設にともない、やり取りする情報は多様化・大容量化の一途をたどっていた。そうしたなかで強く感じ始めたのが、ネットワーク環境の見直しの必要性だ。各施設における内部システムの構築が一段落したのを機に、2008年頃から施設全体のネットワークの集約化を検討してきたという。
「あらゆる施設を結んでいるネットワーク環境を、より一層のコスト削減や利便性向上にもつなげていかなければなりません」と話すのは、恵正会で事務長を務める松島雅也氏だ。
これまでも恵正会では通信コスト削減のため、「フレッツ・グループ」で拠点間を結んだ内線通話を利用していたが、システム構成上の制約から特定の電話機でしか拠点間での内線を利用できないといった不便さがあった。また、高度化する医療・介護サービスの将来を見据えたとき、患者や施設利用者の医療情報など、より大容量のデータを安定して共有し合える環境を構築しておく必要がある。
そんな恵正会が相談を持ちかけたのが、長年にわたるパートナーとして現状のネットワーク環境を熟知し、恵正会の業務にも精通しているNTT西日本である。
恵正会から相談を受けたNTT西日本が提案したのは、「ひかり電話オフィスA(エース)」ならびに「フレッツ・VPN ワイド」への更改を柱としたソリューションである。
医療法人社団 恵正会
所在地:広島県広島市安佐北区可部4-6-3-203
設立:1997年3月
従業員数:259名(平成24年3月現在)
事業内容:医療、看護、介護施設などの運営管理
URL:http://keiseikai-nmn.net/wordpress/
所在地:広島県広島市安佐北区可部4-6-3-203
設立:1997年3月
従業員数:259名(平成24年3月現在)
事業内容:医療、看護、介護施設などの運営管理
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