EMCジャパンの「Data Domain DD2200」は、2Uのきょう体に論理容量最大860テラバイトまで保存可能な中堅・中小企業向けデータ保護ストレージ製品のエントリモデルである。「Data Domain OS 5.5」を搭載し、スループットを大きく向上したほか、マルチテナント機能でクラウド環境にも対応した。従来機「DD620」の後継モデルである。
実行容量は最大17.2テラバイトでDD620の約2倍。書き込みスループットは最大4.7TBで、DD620の約3倍である。従来のエントリモデル「DD160」との比較では、4.2倍の性能と4.3倍の実行容量、3倍のストリーム数を実現している。
2Uきょう体の2つのI/Oスロットに、10Gイーサネット、1Gイーサネット、8Gb FCのモジュールを増設できる。
Data Domain DD2200の概要
概要 | 2Uのきょう体に論理容量最大860Tバイトまで保存可能なデータ保護ストレージシステムのエントリモデル。OSに「Data Domain OS 5.5」を搭載し、スループットを大きく向上した。 |
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価格(税別) | 220万円(最小構成)から |
発表 | 2014年6月4日 |
提供開始 | 2014年6月4日 |