VNXe3200の外観
VNXe3200の外観
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 EMCジャパンの「VNXe3200」は、中堅・中小企業向けのストレージサーバーのエントリーモデルである。NASやSANとして既存のストレージプールに統合し、仮想環境などで利用できる。

 CPUにXeon(動作周波数2.2GHz、4コア)プロセサを採用し、一世代前のモデル「VNXe3150」の最大3倍のパフォーマンスを実現した。また、125台以上の仮想マシン、600台の仮想デスクトップ、2500ユーザー分のExchangeメールボックスを格納できるという。

 エントリーモデルながら、マルチコアを最適化する「EMC MCx」機能、フラッシュの能力を最大限に活用できる「FAST Cache」機能、自動階層化機能の「FAST VP」機能などを搭載した。また、シンプロビジョニングとファイル重複排除機能によって、最大50%の容量削減に成功している。

 従来機種と同じ、iSCSIやNFS/CIFSといったプロトコルに対応したほか、新たにファイバーチャネルにも対応した。付属の「EMC Unisphere」ウィザードを使えば、15分未満でNASやSANのセットアップが可能という。

VNXe3200の概要
主な機能中堅・中小企業向けストレージサーバーのエントリーモデル。一世代前のVNXe3150と比べて最大3倍のパフォーマンスを実現。125台以上の仮想マシン、600台の仮想デスクトップ、2500ユーザー分のExchangeメールボックスを格納できる。
CPU/メモリー容量Xeon(2.2GHz、4コア)×1/24GB
搭載ドライブ数6~50台
最大ディスク容量200Tバイト
価格(税別)126万5000円~
発表2014年6月4日
提供開始2014年6月4日