インドア・ポジショニングと呼ばれる、屋内で位置を決定する新技術の登場が相次いでいるが、この市場で波紋を起こしているのがIndoorAtlasだ。GPSシグナルの届かない建物内で位置を特定するために、通常はWiFiシグナルが利用される。

 ところが、IndoorAtlasというベンチャー企業は、WiFiシグナルではなく、建物の磁気特性を利用して位置を特定する技術を開発した。ピンポイントで位置を特定できるのに加えて、ハードウエア機器が不要なのだ。

 IndoorAtlasは、カリフォルニア州Mountain Viewに拠点を置くベンチャー企業である。創設者兼CEOのJanne Harverinen教授(下の写真)は、DEMO Enterpriseカンファレンスで、製品デモを交えてIndoorAtlas技術について説明した。

出典: VentureClef
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