「HD革命/BackUp Next」の起動後に表示される、バックアップログ管理の画面
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バックアップ対象の選択画面。チェックを外した項目をバックアップ対象から外し、容量や時間を節約できる
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 アーク情報システムは2014年6月11日、Windowsパソコン用のバックアップソフト「HD革命/BackUp Next」を6月20日から発売すると発表した。

 HD革命/BackUpは、パソコンのハードディスクなどのドライブを丸ごと1つのイメージファイルとしてバックアップするソフト。バックアップ先には外付けハードディスクやDVD/ブルーレイディスクなどが選べる。

 今回のバージョンから、従来のセクター単位のバックアップから、「Volume Shadow Copy Service(VSS)」を使用したファイル単位のバックアップ方式に変わった。これまでは必ずドライブ全体をバックアップする必要があったが、新版ではバックアップ対象のフォルダーをユーザーが選択できる。これにより、「一時ファイルはバックアップしない」といった設定が可能だ。復元の時も、イメージ全てを戻すのではなく、「『ドキュメント』フォルダーは現在のものを使う」といった選択ができる。

 HD革命/BackUp Nextがインストールされたパソコンなら、バックアップしたイメージファイルを開いて、中のファイルやフォルダーを直接取り出すことができる。これまでのように、イメージファイルを「マウント」する手間がかからない。

 製品ラインアップは3つ。ドライブ全体のバックアップを取る基本機能のみを備える「Basic」は、通常版5500円(税別、以下同じ)。バックアップしないフォルダーの選択機能や差分/増分バックアップ機能を備える「Standard」は、通常版8000円でダウンロード版5800円。バックアップしたファイルの暗号化機能や「HD革命/Partition EX2s Lite」「HD革命/CopyDrive Ver.5s Lite」が付属する「Professional」は、通常版が1万1000円でダウンロード版7900円となる。全てのラインアップで、1本当たりパソコン2台までインストールできる。