日産自動車のカルロス・ゴーンCEO(最高経営責任者)が生み出した課題解決プログラム「V-up」。日産がV-upを活用して様々な業務の課題を合理的に解決し、成果を上げていることはよく知られている。だが、これまで明かされることはなかった事実がある。V-upはシステムの仕事にも有効な手法であることが分かった。日産のシステム部門はV-upをどのように使いこなし、成果を上げているのか。その実態に迫る。