図1●NIコラボ Smartの画面。各端末の画面に最適化されたデザインで表示される
図1●NIコラボ Smartの画面。各端末の画面に最適化されたデザインで表示される
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図2●表計算ソフトで作成した申請書をそのまま読み込んで表示できる
図2●表計算ソフトで作成した申請書をそのまま読み込んで表示できる
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図3●ワークフロー経路の設定画面
図3●ワークフロー経路の設定画面
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図4●顧客情報を社内SNS機能のメッセージに紐付けることができる
図4●顧客情報を社内SNS機能のメッセージに紐付けることができる
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 NIコンサルティングの「NIコラボ Smart」は、スケジュール管理、文書管理、ワークフロー、メール、掲示板、社内SNSなどの機能を備える多言語対応グループウエア。社内サーバーやレンタルサーバーにアプリケーションをインストールして使うパッケージ版と、月額課金型でサービスのみを利用するクラウド版がある。

 NIコラボ SmartはレスポンシブWebデザインを採用しており、表示するディスプレイに合わせて、ページのデザインが自動的に変わる。そのため、パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンなどのモバイル機器でも、画面の大小や縦長/横長に合わせて最適なデザインで画面を表示できるという(図1)。

 多言語対応では、マルチリンガルとマルチロケールによってログインユーザーごとに表示言語を切り替え、マルチタイムゾーンによって時刻を切り替える。さらに、ユニバーサルデザインのアイコンにより、母国語に依存しない操作性を実現したとしている。

 グループウエアのワークフロー(電子決裁)機能では、表計算ソフトで作成した申請書様式を取り込んで、そのままブラウザ上に表示できる(図2)ほか、申請書に入力された金額など様々なデータを条件として申請経路を分岐する「条件分岐」や、人事異動があっても対応できる「部署・役職設定」などの機能を備える(図3)。ワークフロー承認、スケジュール登録、プロジェクト登録、回覧板登録なども可能だ。

 同社のSFAソフト「顧客創造日報」「Sales Force Assistant」との連携機能も備えており、スケジュール連動や顧客検索ができる。SFAソフトの顧客情報や案件情報と連携させてワークフロー申請をしたり、顧客情報を社内SNSのメッセージに関連付けることもできる(図4)。

NIコラボ Smartの概要
主な機能スケジュール管理、文書管理、ワークフロー、メール、掲示板、社内SNSなど
稼働環境■サーバーOS:Red Hat Enterprise Linux 6、Red Hat Enterprise Linux AP/Server 5、Windows Server 2012 R2/Windows Server 2012、Windows Server 2008 R2/Windows Server 2008
■クライアントOS:Windows Vista/7/8/8.1、Mac OS X v10.6以降
■クライアントWebブラウザ:Internet Explorer8.0以降(IE11を推奨)、Chrome、Macintosh Safari5/6、Windows Safari 5
■スマートフォン:iPhone iOS4~iOS7/Safari、Android標準版 Android4.0以降/Chrome for Android、Android携帯版 Android OS 2.1/2.2/2.3/4.0/4.4系
■タブレット:iPad iOS4~iOS7/Safari、Androidタブレット Android4.0以降/Chrome for Android
■携帯電話:ドコモ docomoSTYLE/docomoPRIME/docomoSMART/docomoPRO以降(UTF-8対応機種)、au WAP2.0(UTF-8対応機種)、ソフトバンク Yahoo!ケータイ対応SoftBank 3G以降(UTF-8対応機種)
価格(税別)パッケージ版は10ライセンス5万8000円から、クラウド版は1ユーザー月額500円から
発表2014年4月21日
提供開始2014年4月28日