業務のために利用するスマートフォン/タブレット/ノートPCなどのモバイル機器は、その過半数を会社が調達して通信費も負担していた。
ITpro Activeでは2014年2月12日から3月2日にかけて「モバイル機器の業務利用実態調査」を実施して、計322人から回答を得た。その結果、業務に利用しているモバイル機器は、「勤務先が調達(リース/レンタルを含む)して支給」が56.8%であることが明らかになった。「自分(または家族)で購入」したモバイル機器を業務に利用する、いわゆるBYOD(私物デバイス活用)は43.2%にとどまった(図1)。
図1●業務で主に利用しているモバイル機器は誰が購入したか
業務のためにモバイル機器でメールやブラウザーなどを利用した場合の通信料金は「勤務先が負担」が55.9%、「自分(または家族)が負担」は41.0%(図2)。図1と図2をクロス集計したところ、会社支給のモバイル機器を利用している回答者の9割以上は、通信費も会社負担だった。
図2●業務で主に利用しているモバイル機器の通信料金は誰が負担しているか