ネオジャパンが開発・販売するdesknet's NEOは、ユーザー・インタフェースにHTML5を採用し、Webブラウザーから利用できるグループウエア。ユーザーは、自分やメンバーのスケジュール管理、Webメール、ToDo(タスク管理)、設備予約、ワークフロー、インフォメーション(掲示板)、アドレス帳、電子会議室、文書管理など25のアプリケーションを利用できる。
2014年2月19日に提供を開始したdesknet's NEO V2.0では、グローバル対応やワークフロー強化などの機能追加および改善を実施した。主な新機能は次の通り。
- グローバル対応:2014年3月下旬の追加アップデートで、PCやタブレット用のインタフェースを、ユーザーごとに日本語と英語に切り替えられるようにする。
- ワークフローの強化:申請書が、正しい承認者に正しい経路で確認・承認されることを保証できるよう経路設定機能を強化。さらに、関係者に申請書を回付して承認可否を検討する機能や、文書管理への保管時にフォルダを振り分ける機能を追加した。
- 絵文字やスタンプの送信:メッセージのやり取りの際に絵文字とスタンプを使えるようにした。
- 目的別ポータルサイトの構築:ホームページやHTMLの知識がなくても、画像や写真の入ったコンテンツを作成できるコンテンツエディタを搭載。コンテンツを組み合わせることで社内向け情報発信サイトを作れるようにした。
- Webページの取りこみ、短縮URLの生成:インターネットのWebページや画像を1クリックでキャビネットに取りこむ「Webクリップ」機能を追加。さらに、desknet's NEO上の情報に直接アクセスするための短縮URL生成、およびそのURLのクリック数を集計する機能を搭載した。
新版における追加機能はほかに、タブレットのタッチ操作に対応した「パレットメニュー」、部署の代表アドレスやサポート窓口のメール対応を共有する「共有メールアカウント」、文書管理や電子会議室などに添付されたテキストファイルやHTMLファイルの内容を検索する「簡易全文検索」などがある。
2014年2月19日に提供を開始するのは、PostgreSQL対応版。SQL Server対応版は2014年3月下旬、Oracle Database対応版は2014年4月下旬の提供を予定している。クラウドでの提供は2014年4月の予定。
desknet's NEO V2.0の概要
製品名 | desknet's NEO V2.0 |
主な機能 | スケジュール、Webメール、タイムカード、伝言・所在、ToDo(タスク管理)、設備予約、来訪者管理、ワークフロー、回覧・レポート、議事録、インフォメーション(掲示板)、アドレス帳、電子会議室、文書管理、購買予約、プロジェクト管理、仮払い精算、備品管理、アンケート、メモパッド、キャビネット、利用者名簿、安否確認、ネオツイ(短いメッセージのやり取り)、ポータル |
動作環境 | ■サーバーOS:Windows Server 2012/2012 R2/2008/2008 R2、Red Hat Enterprise Linux 6、CentOS 6 対応データベース:PostgreSQL 9.2、SQL Server(2014年3月下旬に対応予定)、Oracle(2014年4月下旬に対応予定) ■クライアント(対応ブラウザー):Windows XP以降(Internet Explorer 8以降、Chrome、Firefox)、MacOS 10.6以降(Safari)、iPhone/iPad、Android OS搭載端末 |
価格(税別) | ■desknet's NEOスモールライセンス:5ユーザーが3万9800円、50ユーザーが19万8000円、100ユーザーが37万8000円、200ユーザーが69万8000円、300ユーザーが99万8000円 ■desknet's NEOエンタープライズライセンス(年間サポートサービス費を含む):300ユーザーが150万円、1000ユーザーが472万円、5000ユーザーが885万円、1万ユーザーが1239万円、無制限ユーザーが1534万円 |
発表 | 2014年2月19日 |
提供開始 | 2014年2月19日 |