写真●画面イメージ(ストレスチェック)
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写真●画面イメージ(ストレス分析全国平均比較)
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 NECソフトは2014年1月28日、SaaS型の職業性ストレス調査システム「メンタルヘルスチェックツール for SaaS」を開発し、同日からトライアル版を無償で提供すると発表した。社員一人ひとりが「自身のストレス状態」をチェックできる。

 厚生労働省の「作業関連疾患の予防に関する研究班」が作成したストレス調査票「職業性ストレス簡易調査票(BJSQ)」をSaaS化したシステム。社員個人がBJSQの設問(全57問)に回答することで、自身のストレス状態を確認できる。

 定期的にストレスチェックを実施することで、社員自身のストレス状態の気付きを支援する。さらに、職場単位で社員のセルフチェック結果を集計して「職場の抱えるストレス状態」の分析も可能。効果的な職場改善活動の実施に活用できる。

 調査結果は過去実績分を含め回答者本人だけが閲覧できる。社員の個人情報を社内のサーバーに保存しないなど、プライバシー保護にも配慮している。

 トライアル版では、1企業あたり1000人まで契約日から1年間試用できる。社員個人のセルフチェックは無制限、職場ストレス分析は1回のみ利用できる。正式版の提供については未定。