NECパーソナルコンピュータの「PC引越しサービス」は、お手持ちのパソコンのデータを新しいNECパソコンに移行させる個人向け有償サービスである。
2014年4月にWindows XPのサポートが終了する。その後は、セキュリティパッチも提供されなくなり、使い続けるにはウイルス感染などのリスクが伴う。しかし、安定して動作している、新しいOSを使いこなす自信がない、などの理由でWindows XPを使い続けているユーザーも多い。そこで、Windows XPなどから新機種への乗り換えをスムーズに行うための促進策の一つとして、「PC引越しサービス」を期間限定(2014年2月4日~2014年9月30日)で提供する。
PC引越しサービスは、(1)サポートスタッフがユーザーの自宅で作業する「訪問サポート」、(2)新PCと旧PCを預かって作業する「引き取りサポート」、(3)サポートスタッフが、電話サポートと同時にユーザーパソコンをリモート操作して作業する「電話・リモートサポート」、の3種類を用意する。引っ越し先の新規PCは、Windows 8.1をプリインストールしたLaVie、VALUESTARの各モデル。引っ越し元PCは、Windows XP以降のWindowsを搭載していれば、他社製PCでも構わない。
引越し対象となるデータは、はがきソフトの住所録、Outlook Express/Outlookのメールデータ、メールアカウント、アドレス帳、Internet Explorerのお気に入り、スタートページ、壁紙やデスクトップなどの環境、、マイドキュメントやデスクトップのファイル。ただしデータによっては、対象であっても引っ越しできない場合もある。
主なサービス内容 | 古いパソコンのデータを新しいNECパソコンに移行させる個人向け有償サービス。Windows XPなどから新機種への乗り換えをスムーズに行うための促進策の一つ。 |
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料金(税別) | 1万8000円(訪問サポート) 1万円+送料(往復)(引き取りサポート) 1万2000円+月額サービス料(500円)(電話・リモートサポート) |
発表 | 2014年1月15日 |
提供開始 | 2014年2月4日 |