マーケティング関連ニュース
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ソフトバンクが情報可視化に「Domo」を採用、法人営業ではAI活用も視野
ソフトバンクは2018年4月、データ可視化プラットフォームの「Domo」を本格導入した。用途は法人営業の実績管理とコンシューマ向けのデジタル広告管理で、「法人営業では本部長を含む部長クラスが使う準備を進めている」(ソフトバンク 法人事業戦略本部 デジタルマーケティング事業統括部 統括部長の藤平大輔…
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Sansanの「カスタマーサクセス」の秘密、40人の専任組織に専用ソフト導入
法人向けクラウド名刺管理サービスを展開するSansanは、既存顧客との長期的な関係を収益向上に役立てる「カスタマーサクセス(CS)」に6年前から取り組んできた。カスタマーサクセス部門のプロフィットセンター化を既に終えており、2018年11月末には海外製の専用ソフト「Gainsight(ゲインサイト…
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新ブランドで生まれ変わったCRM「SAP C/4HANA」、他社製品との連係機能を強化
欧州SAPは2018年6月にCRM(顧客関係管理)ソリューションを刷新し、「SAP C/4HANA(シーフォーハナ)」にブランドを変更した。SAPのERP(統合基幹業務システム)パッケージの「SAP S/4HANA(エスフォーハナ)」に合わせ、カスタマー(顧客)の「C」を付けてC/4HANAとした…
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KDDIの営業現場の生産性を高めるマーケティング、プライベートDMPを活用
KDDIのソリューションマーケティング部は、法人向け通信サービスの顧客獲得に向け、マーケティングオートメーション(MA)の前段階で「プライベートDMP(Data Management Platform)」という仕組みを活用し、顧客のカバー範囲を広げ、提供する情報への接触頻度を高めようとしている。
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「全社員700人をマーケターに変える」、通信事業者アルテリア川上社長の企業変革
「マーケターだけでなく、全社員が変わらなければならない」――。アルテリア・ネットワークスの代表取締役社長 CEO 川上潤氏は、企業文化の変革から始めた全社的な挑戦の意図をこう表現した。
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サブスクリプションモデルに進むシスコ、「文化」を変えマーケティング主導へ
「シスコシステムズは技術の会社として知られてきたが、最近はお客様の体験(カスタマーエクスペリエンス)向上を含めた近代化を迫られている」――。シスコのアジア太平洋・日本地域 マーケティング担当バイスプレジデントを務めるマーク・フィブス氏はこう話す。
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機械学習の自動化で事業を拡大、「LIFULL HOME’S」がDataRobotに託す野心
国内最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」を運営するLIFULL(ライフル)は、事業拡大の柱の一つにAI(人工知能)を据えている。HOME’S関連事業の売り上げと2万2000の加盟店が保有する賃貸物件への問い合わせ数を効率的に予測するために、機械学習自動化プラットフォーム「D…
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2005年設置のインサイドセールスをMA連携で強化、オリックスが目指す新規開拓
オリックスは、2005年にインサイドセールス組織を立ち上げ、2014年にマーケティングオートメーション(MA)を導入した。MAを導入した後にマーケティングとセールスの連携を強固にするためインサイドセールスの体制を整備するのではなく、インサイドセールスによるアプローチを強化するためMAを活用した格好…
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AI使う売上予測をセールスフォースが提供、メールやカレンダーの情報もひも付け
セールスフォース・ドットコムは2018年6月、人工知能(AI)のSales Cloud Einstein(アインシュタイン、以下Einstein)を使った新機能である「Einstein Forecasting(売上予測)」の提供を開始した。日本では本日公開のSalesforce Summer ’1…
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【特別寄稿】「MarTech」で見えた営業技術の進化、AIとマーケの連携で具体化進む
2018年4月のThe MarTech Conference(MarTech)に参加した、マルケトバイスプレジデント マーケティング本部長の小関貴志氏に、現地で見たセールステクノロジーの進化や、マーケティング分野へのAI(人工知能)の適用などについて寄稿を依頼した。
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米マルケトが貢献度分析や効果測定を強化、AIやインフラではグーグルと協調
米マルケトは現地時間4月29日から5月2日まで、米サンフランシスコにて年次イベント「The Marketing Nation Summit 2018」を開催した。マーケティング+セールス機能や分析機能では独自技術を強化し、プラットフォームや先端技術の導入ではパートナーのグーグルとの協調で実現した。
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アドビが仕様を公開した「XDM」の狙い、顧客体験向上のためデータモデルを整備
米アドビ システムズは、高度にパーソナライズした顧客体験(Customer Experience)の提供を加速させる狙いから、データ活用のための基盤整備を進めている。その核となるのが、同社が定義したシステム用言語「Experience Data Model(XDM)」である。
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JCBが「MyJCB」にTealium UDHを導入、マーケ部門が顧客データを一元的に統合・管理
クレジットカード大手のジェーシービー(JCB)が、米Tealiumが提供するリアルタイムデータ統合ソリューションを導入した。会員専用Webサービス「MyJCB」上で会員が取る行動を把握し、個人情報を守りながら、即時にコンテンツを出し分けられるようにした。
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アクセンチュアなど6社がBtoB企業向けに協調、スモールスタート支援パッケージを提供
アクセンチュア、IMJ、Sansan、トレジャーデータ、FORCAS、マルケトの6社が協業して、企業が素早く導入効果を体感できる「B2Bデジタルマーケティングショーケース」を構築し、2018年7月から提供する。BtoBマーケティングを短期間で実践するためのパッケージを用意して、企業の課題解決を支援…
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競合社のSFAとの連携も進めるOracle Eloqua、四つの投資で「収益に貢献するMA」へ
米Oracleは2018年4月、マーケティングやセールスなどに関連した年次イベント「Oracle Modern Experience 2018」を開催した。本記事では同イベントでOracleが示したBtoBマーケター向け戦略を、Oracle Marketing Cloudのマーケティングオートメー…
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7000目前まで増えたマーケティングテクノロジー、CDPとGDPRに注目
2018年4月23日から25日まで、米国サンノゼで開催された「MARTECH 2018」の模様をレポートします。MARTECHは、元ION INTERACTIVEのCTOで、現HUBSPOTのヴァイスプレジデントのスコット・ブリンカー氏が発起人となって始まった「マーケティング」「テクノロジー」「マ…
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アドビが目指す「ハイパーパーソナライゼーション」、顧客体験向上を狙い基盤を強化
米アドビ システムズは2018年3月下旬に開催した年次カンファレンス「Adobe Summit 2018」の基調講演で、同社のプラットフォーム「Adobe Cloud Platform」の強化ポイントについて解説した。アドビのブラッド・レンチャー氏は、100ミリ秒以下のレスポンスでパーソナライズす…
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Domoプラットフォームで「エンゲージメント」を可視化、シスコが明かした秘策
米Domoが米国時間の2018年3月14日から15日まで、年次カンファレンス「Domopalooza 2018」をユタ州・ソルトレイクシティで開催した。ユーザー企業の代表事例として登場したシスコシステムズPuthussery氏は、Domoを選択した理由として「優れたデータ可視化と容易なデータ連係」…
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ドコモが採用したAIレコメンドエンジン、ルール不要で「コンバージョン」を高める技術とは
米Petametrics(ペタメトリクス)が開発した「LiftIgniter(リフトイグナイター)」は機械学習技術により最適なWebコンテンツを提案するレコメンデーションエンジンである。NTTドコモが「dショッピング」や「dfashon」に導入し、高い実績を挙げた。
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SAP Hybrisの新プレジデントが「データへの投資」を企業に促す意図
2018年1月、SAPはアレックス・アッツベルガー氏をSAP Hybrisのプレジデントに任命した。SAPで成長事業のリーダーを歴任してきたアッツベルガー氏は、今後のIT市場構造を変えるCustomer Experience(顧客体験)の分野でどんなビジョンを持ち、日本企業を支援していくのか。