写真●HP StoreOnce 4500 Backup
写真●HP StoreOnce 4500 Backup
[画像のクリックで拡大表示]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2013年12月19日、企業向けバックアップストレージ製品「HP StoreOnce」およびアーカイブストレージ製品「HP StoreAll」のラインアップを刷新し、性能・機能を強化した新製品7モデルを発表した。同日から順次販売を開始する。

 StoreOnceは、独自の連携型重複排除エンジンを搭載。アプリケーションサーバーからバックアップサーバー、バックアップアプライアンスまで適材適所でデータの重複排除が可能。新ラインアップではハードウエアを一新した。

 ソフトウエアでは、連携型重複排除機能のアプリケーション連携を強化し、Oracleデータベースからダイレクトにアプライアンスへのバックアップ&リストアが可能になった。また、保存データの暗号化(標準AES 256ビット FIPS140-2 Level1準拠)、データ完全消去(NIST SP 800-88準拠)機能を搭載した。

 ラインアップは以下の通り。「HP StoreOnce 2700 Backup」は、1Uラックマウントきょう体の小規模環境・リモート拠点向けエントリーモデル。物理容量は8TB、使用可能容量は5.5TB、最大転送速度は3.7TB/時。参考価格は126万円から。

 「同 4500 Backup」は、2~4Uラックマウントきょう体の中規模環境向けモデル。物理容量は24T~48TB、使用可能容量は16T~36TB、最大転送速度は9.9TB/時。参考価格は420万円。

 「同 4700 Backup」は、4~18Uラックマウントきょう体の中~大規模環境向けモデル。物理容量は24T~192TB、使用可能容量は20T~160TB、最大転送速度は22TB/時。参考価格は1155万円。

 「同 4900 Backup」は、7~12Uラックマウントきょう体の大規模環境・データセンター向け新モデル。物理容量は60T~560TB、使用可能容量は36T~432TB、最大転送速度は22TB/時。個別見積もり。

 「同 6500 Backup」は、マルチノード構成による完全冗長性と自律リスタート機能を搭載した大規模環境・データセンター向けモデル。標準19インチラック組み込み済みで物理容量は120T~2240TB、使用可能容量は72T~1728TB、最大転送速度は139TB/時。個別見積もり。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。