写真1●Cloudumのトップ画面
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写真2●ユーザー管理画面。ユーザーごとに、利用するクラウドサービスが異なるケースでも対応できる
写真2●ユーザー管理画面。ユーザーごとに、利用するクラウドサービスが異なるケースでも対応できる
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 サイボウズスタートアップスは、2013年12月18日、複数のクラウドサービスのアカウント情報やユーザー情報を一括で管理するWebサービス「Cloudum(クラウダム)」の販売を開始した(写真1)。

 全社で複数のクラウドサービスを利用していると、入社・退社のたびに複数のサービスのアカウント情報を登録・抹消しなければならないことがある。Cloudumを利用すると、Cloudum内のユーザー名簿を編集して、「連携する」ボタンを押すだけで、クラウドサービスのアカウント情報を自動更新することができる(写真2)。「変更予約」機能により、「4月1日に新入社員のアカウント情報を一斉登録」といった処理も可能だ。

 現時点で、対応するクラウドサービスは「cybozu.com」「Google Apps」「Office365」「サイボウズスタートアップス安否確認サービス」の4つで、今後順次増やしていく予定だ。また、未対応のクラウドサービスも、データ更新用のCSVファイルを出力することで、情報更新の手間を軽減することができる。

 価格は、ユーザー数50人までが8400円、100人までが1万2600円、200人までが1万6800円、300人までが2万1000円、500人までが2万5200円、700人までが2万9400円、1000人までが3万3600円。cybozu.comの利用者は50%引き、サイボウズスタートアップス安否確認サービスの利用者は75%引きの割引が適用される。