写真●Windows XP移行サービスの解説ページ
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 富士通マーケティングは2013年11月25日、Windows XPからWindows 7/8/8.1への移行を支援する「Windows XP移行サービス」のサービス内容を強化したと発表した。AOSテクノロジーズおよびデータサルベージコーポレーションと提携し、11月1日から提供している「データ移行オプション」の作業期間を短縮して信頼性を向上。さらに新しいオプションを追加した。

 Windows XP移行サービスは、2014年4月9日にサポートを終了するWindows XPから新OSへの移行について、移行の事前準備を行う「情報収集」フェーズから設定や移行を行う「展開」フェーズ、QA対応などの「運用」フェーズまでワンストップで提供する。2013年7月からサービスを提供している。

 今回のサービス強化では、データ移行オプションで従来使用していたツールや手動作業を見直し、AOSの技術を採用することで作業期間を約3分の1に短縮した。また、データサルベージの技術を活用してディスクトラブルなどを回復し、移行作業の信頼性を向上した。各種移行作業をパック化した「Windows XP移行支援パック」の参考価格(税別)は、25台の場合で99万円から。100台の場合で265万円から。

 このほか、「アプリ検証アドバイスオプション」では、自社開発のマクロ互換性チェックツールを活用してExcelマクロなど顧客が独自に作成した資産の互換性をチェックし、非互換の関数やプログラムを抽出して対応方法を説明する。参考価格は、Excelマクロ10ファイルの互換検証および分析結果レポート、コンサルティングで25万円から。

 さらに、新OSへの移行後にスムーズに日常業務を行ったり、新しい昨日を有効活用して業務効率化を図るために、顧客企業社員向けの「教育オプション」を用意した。教育に必要なサービスをパック化した「XP移行研修パック」の参考価格は、30名が38万円から、100名が127万円から。